京都大学は、Pythonによるプログラミング演習の教材を2月13日に一般公開した。
プログラミング演習の教材は、プログラミングの初学者を対象にPythonを用いたプログラミングを演習方式で学ぶもので、京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)で公開されている。本編のほか、横道にそれる話題をまとめたコラム編の2つの教材がある。著者は国際高等教育院 教授の喜多一氏。
本教材は、2018年度に全学共通科目として実施された授業を元に構成されたもので、到達目標としては以下の3つを挙げている。
- Pythonによるプログラムの実行についての基本操作ができるようになる。
- Pythonプログラムを構成する基本的要素の機能と書式について説明し、例題を用いて実行例を構成できるようになる。
- Pythonを用いて簡単なプログラムを自ら設計、実装、テストできるようになる。
著者は、本教材のまえがきにおいて、多くの解説書がプログラミング言語の紹介に終始しがちななか、Pythonというプログラミング言語で実際にプログラムを書く(書けるようになる)ことを目的とし、初学者がつまずく点や、それへの手助けを意識して記述した、としている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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