ヌーラボが提供する、プロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」は、より円滑なコミュニケーションを実現するため、絵文字入力の補完機能やWiki編集の自動マージ機能などを改善したことを、3月10日に発表した。
「Backlog」では、テキスト入力欄に「:(コロン)」に続けて、アルファベットや数字を入力することで絵文字の入力が可能となっている。絵文字入力の際に表示される「絵文字入力サポート画面」の操作性が、以下のように改善された。
- 画面を表示中に、左右矢印キーでカーソルを移動できる。
- [ESCキー]を押すことで、本画面を終了できる。
- 入力する絵文字を決定する動作が、[Enterキー]だけでなく[Tabキー]でも可能。
- 絵文字の選択の切り替えが、上下矢印キーに加えて、[Ctrl+Nキー]で次の項目を、[Ctrl+Pキー]で前の項目を選択できる。
今回の改善により、多くのエンジニアが普段使い慣れている他のアプリケーションとの挙動が近くなり、より自然な操作が可能となった。
またこれまで、複数人が同時で同じWikiの編集を行うと、先に編集・保存した人のテキストが優先され、後から編集した人のテキストは保存されなかった。今回より、同時編集を行った場合でも、先に編集・保存した人のテキストが、後から編集した人のテキストにも自動で同期されるようになった。
編集エラーになることなく、最新の状態でテキストが保存されるようになったため、Wiki編集時のストレスが軽減される。なお、同じ行を同時に複数人で編集していた場合に限り、先に保存した人のテキストが優先される。
そのほか、追加・改善された機能は以下の通り。
- 課題テンプレートに関するAPI
- 課題テンプレートの設定時、課題追加・編集画面のセレクトボックスにアイコンを表示する機能
- 課題一覧の属性の並び替え順をログアウト時に保存する機能
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です