ビジョナル・インキュベーションは、同社が運営するオープンソース脆弱性管理ツール「yamory(ヤモリー)」に搭載された「オートトリアージ機能」を特許庁に出願し、特許を取得したことを5月12日に発表した。
「yamory」は、オープンソースの利用状況を自動で把握し、脆弱性の管理・対策ができるサービス。今回、同社が特許を取得した技術は、「yamory」に搭載された「オートトリアージ機能」に活用されているもの。
無数にあるオープンソースの脆弱性情報の中から、脆弱性自体の深刻度に、脆弱性が存在するシステムの使用状況と攻撃コード(PoC)の有無を加味し、優先順位づけを行うことはできる。これにより、ユーザーの組織やチームにとって、対応優先度の高い脆弱性を自動で判別することが可能。
また、オートトリアージ機能により判別された脆弱性情報は、画面上で可視化されるため、ユーザーは対応の優先度が高い脆弱性を一目で把握し、管理や対応にかかる作業工数を削減できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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