Adobe Media Playerは同社のランタイム「Apollo」を使って作成されている。
Adobeは新しいAdobe Media Playerは同社のランタイム「Apollo」を使って作成されており、数多くの機能を持っている。AdobeではMedia Playerを「単に動画を再生できるプレイヤーではなく、視聴者とコンテンツ提供者をつなぐもの」を目指している。
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Adobe Media Playerは、動画情報や各種チャンネルの番組について、RSSを使った配信が行われる。動画はストリーミングで閲覧することはもちろん、ダウンロードすることも可能だ。動画を管理するライブラリ機能や、評価するレーティング機能も備える。
また、フルスクリーンでの視聴に対応するため、非常に高画質な動画に対応する予定だ。Adobe Media Playerのユーザーインターフェイス面に関しても、Flashで作られているため、メニューの開閉やチャンネルの選択などが軽快なアニメーションとともに行われる。
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コンテンツを配信する側にもいくつか機能が提供される。まず、広告配信のシステムを標準的にサポートするため、テレビCMのように、動画に広告を差し込むことが可能になる。そして動画コンテンツを保護する技術も導入されるという。
Adobe Media Playerは今年後半にプレビュー版が公開され、年内に正式リリースされる予定となっている。
プレスリリース:Adobe Unveils Next Generation Internet Video Solution
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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