Pythonを使えばWeb上からデータを収集することができますが、そのデータをどのように分析するかはまた別のノウハウが必要です。CodeZineを運営する翔泳社から8月21日(金)に発売した『Python2年生 データ分析のしくみ』では、初心者向けに統計の基本的な考え方から、データをグラフで表現する手法や、データ同士の関係から知りたい情報を予測する方法などデータ分析の基礎知識を解説します。
『Python2年生 データ分析のしくみ 体験してわかる!会話でまなべる!』は、初めてプログラミングやPythonに触れる人を対象に、まず知っておきたい基礎知識を解説する初心者向けシリーズの最新刊です。
本書ではPythonでできるデータ分析について、そもそも「データ分析とは何か」という基本から解説。まず収集したデータを分析しやすい形に整え、グラフで表現する方法を紹介します。また、平均値や中央値など代表値の求め方や、データの分布やばらつきについて、さらに知りたい情報をデータ同士の関係から予測する方法を説明しています。
シリーズ前著である『Python2年生 スクレイピングのしくみ』では、本書で扱うようなデータをWeb上から収集するスクレイピングについて解説していますので、こちらから読み進めるのもおすすめです。
あるいは、もっと入門レベルからPythonを勉強したい方は『Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ』はいかがでしょうか。プログラミング自体が初めての人に向けた内容で、たいへん好評の1冊です。
新しく言語を学びたいときだけでなく、職場の新人研修にも役立つ本書シリーズ。ぜひご活用ください。
目次
第1章 データ分析ってなに?
第2章 集めたデータは前処理が必要
第3種 データの集まりをひとことでいうと?:代表値
第4章 図で特徴をイメージしよう:グラフ
第5章 これって普通なこと?珍しいこと?:正規分布
第6章 関係から予測しよう:回帰分析
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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