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日本Javaユーザーグループ結成 目指すは「大小コミュニティの自由な連合体」

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2007/04/23 17:02

Javaのさらなる普及と発展を実現するため「日本Javaユーザーグループ」が結成された。

 Javaのさらなる普及と発展を実現するためのコミュニティ、「日本Javaユーザーグループ」(JJUG・ジェージャグ)が結成され、23日、秋葉原・ダイビルにて結成大会ならびに記念講演会が行われた。

コミュニティのコミュニティ

 結成大会の冒頭では、丸山不二夫氏(稚内北星学園大学)が基調講演を行った。丸山氏は日本Javaユーザーグループ結成に至るまでの過程として、これまで日本各地でJavaコミュニティ作りをしてきたことをあげ、「情報や技術者同士の交流の不足から、地方でこそコミュニティやセミナーの必要性が求められている」と語った。

 そのうえで、「日本Javaユーザーグループは、そういった日本各地にある大小のコミュニティの連合体を目指したい」とし、「Javaのみのコミュニティだけでなく、SeaSarやJBoss、Springといったユーザーグループ、Linuxなどのオープンソースコミュニティなどとも連携していく」と述べた。

 ただ、「すべてのコミュニティを統括する、という縦の連携ではなく、つなぎ役として横の連携」を目指していくという。また「単に技術のことだけを追求するわけではなく、仕事の進め方や働き方といったエンジニアのライフワークすべてを話し合う、フェイスtoフェイスな関係こそを基盤にしていきたい」と語った。

3つの閉じず

 そこで、丸山氏は日本Javaユーザーグループの重要な指針として、「地域に閉じず」「技術に閉じず」「Javaに閉じず」という「3つの閉じず」を提示した。

地域に閉じず

 丸山氏が全国行脚している中で感じたこととして、地方では東京などと比べ、欲しい情報がなかなか手に入らない「情報のギャップ」、仕事そのものが少ない「仕事のギャップ」などが存在するという。これを単に地域だけの問題として捉えずに、全国的な視野で解決策を考えていく。

技術に閉じず

 単にJavaのことだけ、新技術の動向だけを追いかけるわけではなく、仕事のスタイルやマネジメントのことについても自然と話し合える会を目指していく。技術の普及のためには、その技術に携わる者にとって働きやすい環境が必要であり、新しいIT業界のスタイルを模索していく。

Javaに閉じず

 「Javaオンリーの世界はない」。この考えからJavaのみに閉じこもった議論をせずに、Webまわりの言語やスクリプト言語、ネットワーク技術との連携など、さまざまな言語世界や標準仕様との交流を目指していく。

今後の予定

 日本Javaユーザーグループでは今後、以下の活動を予定している。

  • Java技術情報を発信するWebの開設、運営
  • 日本Javaユーザーグループのメーリングリスト
  • 初級、中級者向けの基礎セミナーの開催
  • 各地方のコミュニティに向けた全国行脚
  • 春・秋にコミュニティカンファレンス

 なお、結成大会で使用された資料は後日Web上で公開するとのこと。詳細は下記Webサイト参照。

日本Javaユーザグループ
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