ユニアデックスは、Linux障害発生時に出力される警告や障害メッセージの意味、その対処方法などをインターネット上で検索できるサービスを開始した。
ユニアデックスは、Linux障害発生時に出力される警告や障害メッセージの意味、その対処方法などをインターネット上で検索できるサービス「OSSメッセージペディア」を開始した。
Linuxカーネルが出力したエラーメッセージなどを「OSSメッセージぺディア」で検索すると、その意味や状態の解説、対処方法などを調べることができ、効率の良い障害対応を行えるようになる。
登録されているメッセージには「サポート部門に報告されている警告や障害メッセージ」「システムログに蓄積されることの多い警告や障害メッセージ」などが含まれており、その数は公開時点で356メッセージとなっている。これは、Linuxカーネル障害時に通常表示される可能性のあるメッセージの1割弱に相当するという。
「OSSメッセージペディア」に収容したメッセージマニュアルは、改変、複製、ならびに再配布が自由なオープンソース形式のドキュメントライセンスである、GFDL(GNU Free Documentation License)となっており、ユーザーが加筆・修正することもできる。今後は編集するユーザーを増やし、コンテンツの拡充を図っていきたいとしている。
またユニアデックスでは、「OSSメッセージペディア」自体のプログラム・ソースコードを公開する予定であることも併せて発表している。
ユニアデックス:Linux障害発生時のメッセージ検索システム「OSSメッセージペディア」を公開
OSS Message Pedia
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