オープンソースのプログラミング言語Rust開発チームは、最新版となる「Rust 1.54.0」を7月29日(現地時間)にリリースした。
「Rust 1.54.0」では、属性内で関数形式マクロを呼び出せるようになっており、他のファイルのドキュメントをRustのドキュメントコメントに含める、といった使い方が可能になっている。
また、wasm32における組み込み関数の多くが安定化し、WebAssemblyのSIMD命令にアクセスできるようになったほか、バージョン1.52.1で無効化されたインクリメンタルコンパイルが、再びデフォルトで有効になった。
そのほか、いくつかのAPIが安定化するとともに、rustfmtにおいてネストされたアウトオブラインモジュールを適切にフォーマットするようになるなどの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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