この新機能によって、コード実行のためにドキュメントとターミナルウィンドウを切り替える必要がなくなる。また、Code Shellには、共通のコマンドラインツールとプログラミング言語がインストールされているため、コード実行にあたってライブラリの追跡や依存関係の処理も必要ない。
Cloud Shellは、バージョン74以降のGoogle Chromeで開いているドキュメントで利用可能となっており、Google Cloudにサインインしてページ上部の「Activate Cloud Shell」をクリックすることで、Cloud Shellをアクティブ化できる。Cloud Shellがアクティブになると、ページ下部にターミナルが表示される。
なお、Cloudクライアントライブラリを使用している場合は、Cloud Shellエディタでサンプルコードをカスタマイズして実行することも可能で、Cloud Shellエディタはさまざまな言語のサポート、ローカルエミュレータ、任意のクライアントライブラリを使用したソリューションの構築など、多彩な機能を備えている。