BigQuery Omniは、AWSのS3データ、またはMicrosoft AzureのAzure Blob Storageデータへの安全な接続を可能にしており、データアナリストは使い慣れたBigQueryのユーザーインターフェースによって、データを直接クエリできる。
また、マルチクラウドに対応しており、BigQueryと同じAPIを使用して構築されているため、実装のほとんどはデータの保存場所(AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなど)の指定が大部分となる。
2022年には新機能として、Google Cloudで分析を完了するために必要なデータを移動し、BigQuery ML、Looker、Dataflowの独自の機能を活用して洞察を見つける際に便利な「クロスクラウド転送」と、データの行レベルと列レベルのセキュリティを備えた、一貫性のあるきめ細かいガバナンスを可能にする「承認済みの外部テーブル」が提供される。これらの機能を組み合わせることで、すべての分析ニーズに対応するクラウド全体の簡素化された安全なアクセスが実現する。