米Googleは、BigQueryにおける半構造化データの保存と分析をサポートする、JSONデータ型のネイティブサポートを、1月7日(現地時間)にプレビュー公開した。
JSONストレージタイプとJSONドット表記のサポート、対応データ型の変更、新たなJSON関数など高度なJSON機能によって、BigQuery上の半構造化データはネイティブ形式での直感的な使用、およびクエリが可能になる。
JSONは、スキーマが不要なので半構造化データに広く使用されており、固定スキーマやデータ型に常に準拠しているとは限らないデータを、柔軟に保存およびクエリできる。半構造化データをJSONデータ型として取り入れることで、BigQueryでは各JSONフィールドを個別にエンコードして処理可能になる。
さらに、ドット表記を使用してJSONデータ内のフィールド値を個別にクエリできるようになるため、JSONクエリの使い勝手が向上する。
なお、これらの新たなJSON機能は、データブロック全体を処理する必要がある、以前の文字列フィールドからJSON要素を抽出する方法と比較して、コスト効率が高くなっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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