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イラストではじめるKubernetes

イラストではじめる「Kubernetesが動くしくみ」~Kubernetesのリソースとマニフェストとは

代表的なリソースの説明

 先ほどはPodを例に説明しましたが、いくつかKubernetesで代表的なリソースについて説明します。

Pod

 コンテナを起動するための最小単位のリソースです。Pod1つにつきコンテナは複数起動可能です。ドキュメントにも記載されていますが、コンテナを運用するにあたってPodリソースを作成することはありません(稀にデバッグ用途として起動することはあります)。Podリソースは単純である一方機能が少ないため、後述するDeploymentなどを利用してPodリソースを作成する使い方が一般的です。

ReplicaSet

 Podを冗長化するために利用するリソースです。マニフェストのspecにreplicasを書くことによって、Podを冗長化することができます。Podよりも利便性が高いですが、こちらもあまり直接作成することはなく、Deploymentを経由して作成する使い方が一般的です。

Deployment

 コンテナを起動するためのリソースです。これまで説明した通り、DeploymentがReplicaSetを作成し、ReplicaSetがPodを作成するという形でコンテナを起動します。ReplicaSetをバージョン管理できるため、無停止でコンテナを更新できます。このようにReplicaSetよりも本番運用に適した操作が可能なため、コンテナを運用したい場合はDeploymentを利用することが多いです(他に状況に応じてStatefulSetやCronJobなど他リソースを使用することもあります)。

Service

 これは一般用語の“サービス”ではなく、リソース名です。Serviceを作成することでPodに関連するネットワークの設定ができます。これによりPodをクラスタの外からアクセスできるようにしたり、ロードバランサーと接続させたりすることができます。コンテナを外部からアクセスしたい場合必ず利用するリソースなので覚えておきましょう。

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この記事の著者

あおい(アオイ)

 大手メーカーにてソフトウェアエンジニアエンジニアを経て2019年7月サイボウズ株式会社にSREとして入社。 現行インフラ基盤上のアプリケーションを新インフラ基盤(Kubernetes)に移行するプロジェクトが主な仕事です。著書は、「まんがではじめるKubernetes」など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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