代表的なリソースの説明
先ほどはPodを例に説明しましたが、いくつかKubernetesで代表的なリソースについて説明します。
Pod

コンテナを起動するための最小単位のリソースです。Pod1つにつきコンテナは複数起動可能です。ドキュメントにも記載されていますが、コンテナを運用するにあたってPodリソースを作成することはありません(稀にデバッグ用途として起動することはあります)。Podリソースは単純である一方機能が少ないため、後述するDeploymentなどを利用してPodリソースを作成する使い方が一般的です。
ReplicaSet

Podを冗長化するために利用するリソースです。マニフェストのspecにreplicasを書くことによって、Podを冗長化することができます。Podよりも利便性が高いですが、こちらもあまり直接作成することはなく、Deploymentを経由して作成する使い方が一般的です。
Deployment

コンテナを起動するためのリソースです。これまで説明した通り、DeploymentがReplicaSetを作成し、ReplicaSetがPodを作成するという形でコンテナを起動します。ReplicaSetをバージョン管理できるため、無停止でコンテナを更新できます。このようにReplicaSetよりも本番運用に適した操作が可能なため、コンテナを運用したい場合はDeploymentを利用することが多いです(他に状況に応じてStatefulSetやCronJobなど他リソースを使用することもあります)。
Service
これは一般用語の“サービス”ではなく、リソース名です。Serviceを作成することでPodに関連するネットワークの設定ができます。これによりPodをクラスタの外からアクセスできるようにしたり、ロードバランサーと接続させたりすることができます。コンテナを外部からアクセスしたい場合必ず利用するリソースなので覚えておきましょう。
