米Amazon Web Servicesは、ビッグデータワークロードの簡単な実行およびスケールを可能にするAmazon EMRのサーバレスオプションである「Amazon EMR Serverless」の一般提供を6月1日(現地時間)に開始した。
Amazon EMR Serverlessは、クラスタやサーバを構成、管理、スケーリングすることなく、Apache SparkやHiveといったオープンソースフレームワークを使用して、ビッグデータ分析アプリケーションを実行するためのサーバレスデプロイメントオプション。
変化するデータ量と処理要件に合わせて、リソースのサイズを数秒で変更する自動スケーリングによって、あらゆる規模で分析ワークロードを実行でき、リソースを自動的にスケールアップおよびスケールダウンすることで適切な容量が提供され、使用した分だけの料金が発生する。
Amazon EMRは、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)上の、EMRクラスタ、Amazin Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)クラスタ、AWS Outposts、EMR Serverlessなど、さまざまなニーズに合わせたアプリケーションを実行するための、多彩なデプロイオプションの提供を行う。
なお、Amazon EMR Serverlessは現時点で、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、欧州(アイルランド)、アジアパシフィック(東京)の各AWSリージョンにて使用可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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