米Microsoftは、Azure SQL Database、Azure SQL Managed Instance、SQL Server 2022 CTP 2.0における、JSON拡張機能のパブリックプレビューを6月3日(現地時間)に公開した。
今回、発表されたパブリックプレビューには、ISJSON関数の拡張機能と、JSON_PATH_EXISTS、JSON_OBJECT、JSON_ARRAYの3つの新たなJSON関数が含まれている。
ISJSON関数を使用すると、文字列値に有効なJSONオブジェクトまたは配列が含まれているかどうかをテストできる。また、ISJSON関数の新しいオプションであるjson_type_constraintパラメータを使用して、JSONドキュメントのIETF RFC 8259仕様への適合性テストが可能になっており、JSON値、スカラ、オブジェクト、配列を含む文字列のテストに対応する。
JSON_PATH_EXISTS関数を使用すると、JSONドキュメントに特定のSQL/JSONパス式が存在するかどうかをテストすることが可能であり、新たなANSI SQL互換のJSON値コンストラクタであるJSON_OBJECTおよびJSON_ARRAY関数を使用すると、SQLデータからJSONオブジェクトまたは配列を構築できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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