SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

Googleがプログラミング言語「Go 1.19」を公開、メモリモデルに対する変更など

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米Googleは、プログラミング言語Goの最新バージョンとなる「Go 1.19」を8月2日(現地時間)に公開した。

 新版ではまず、ドキュメントコメントの書式で見出し(Headings)、リンク、リストを使えるようにした。これで、巨大なAPIなどのドキュメントコメントを書くときに、必要な情報を探しやすい形で書けるようになった。また、「gofmt」コマンドを使うことで、古いドキュメントコメントを新しい形式に変換できる。

 メモリモデルにも変更が加わった。標準ライブラリにある「atomic」パッケージの振る舞いを正式に定義した。また、happens-before関係の定義をC、C++、Java、JavaScript、Rust、Swiftのメモリモデルと同様のものに合わせた。さらに、「atomic」パッケージで「atomic.Int64」「atomic.Pointer[T]」などの新しい型を定義した。

 また、セキュリティ保護の観点から「os/exec」パッケージは相対パスを探索しないようになった。そして、Goのランタイムが使用できるメモリ量に制限を加える機能が加わった。この機能は使用できるメモリが決まっているコンテナ環境で役立つとしている。、また、このバージョンから実験的に中国の龍芯が開発したLoongArch命令セットで動作するLinuxに対応した。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/16314 2022/08/08 08:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング