マウスでのUI操作フローを作成する
UIオートメーションアクショングループのアクションを用いてExcelシート上でのマウスでセルの書式を変更する手順をPower Automate for Desktopで行うフローを作成します。具体的には、日付のセルの書式を年月日の日だけにします。
[1]あらかじめExcelで今月のカレンダー.xlsxを開く
Excelでダウンロードした[今月のカレンダー.xlsx]を開きます。また、リボンが以下のように表示されている状態とします。そうでない場合はリボンを表示したときにリボンの右下の角のドロップダウンで「常にリボンを表示する」を選択して表示します。「ホーム」メニューを表示した状態にしてください。
[2]新しいフローを作成する
Power Automate for Desktopのトップ画面から[+新しいフロー]をクリックして、適当な名前で新規のフローを作成します。
[3]ウィンドウを最大化する
実行時に、リボンのボタンが隠れてフロー実行が停止しないように最大化します。
[UIオートメーション]アクショングループ―[Windows]から[ウィンドウの状態の設定]アクションを配置します。
ウィンドウのドロップダウンで[UI要素の追加]ボタンをクリックして、[今月のカレンダー.xlsx]のウィンドウを選択します。
[UI要素ピッカー]ウィンドウが表示され、UI要素にマウスポインターを近づけると赤い枠が表示されます。Excelウィンドウの左上のアイコンにポインターを近づけると、Windowと表示されるので[Ctrl]キーを押しながらクリックします。
[UI要素ピッカー]ウィンドウにWindowが追加されたのを確認して、[完了]ボタンをクリックします。
あとは、[ウィンドウの状態の設定]ウィンドウの[ウィンドウの状態]欄で「最大化」を選択して、設定ダイアログを閉じます。