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Power Automate Desktopチュートリアル

Windows10の無償デスクトップ自動化ツール「Power Automate Desktop」で、マウス操作を自動化する

Power Automate Desktopチュートリアル 第14回

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セル範囲を選択して書式を変更する

[4]セル範囲をドラッグで選択する

 [UIオートメーション]アクショングループから[UI要素をウィンドウ内にドラッグアンドドロップアクションの配置]アクションを配置します。

図:UI要素をドラッグアンドドロップアクションの配置
図:UI要素をドラッグアンドドロップアクションの配置
図:UI要素をドラッグアンドドロップアクションの設定(初期状態)
図:UI要素をドラッグアンドドロップアクションの設定(初期状態)

 設定ダイアログが開くので、[ドラッグするUI要素]のドロップダウンで、[UI要素の追加]ボタンをクリックします。Excelシートを開き、日付が入力されている範囲の左上のセル「C5」にマウスポインターを置き、[Data Item]と表示された時に、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。

図:左上の選択
図:左上の選択

 [UI要素をウィンドウ内にドラッグアンドドロップ]設定ダイアログに戻ったら、今度は[ドロップ先のUI要素]ドロップダウンで[UI要素の追加]ボタンをクリックします。Excelシートを開き、日付が入力されている範囲の右下のセル「I10」にマウスポインターを置き、[Data Item]と表示されたところで、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。

 以上を終えたところで、以下の選択ができていることを確認して設定を保存します。

図:UI要素をドラッグアンドドロップアクションの設定
図:UI要素をドラッグアンドドロップアクションの設定
[5]書式メニューを開く

 [UIオートメーション]アクショングループ[ウィンドウのUI要素をクリック]アクションを配置します。

図:ウィンドウのUI要素をクリックの配置(書式)
図:ウィンドウのUI要素をクリックの配置(書式)

 設定ダイアログが開くので、[UI要素]ドロップダウンから[UI要素の追加]ボタンをクリックします。Excelブックから[書式]メニューを選択し、赤枠が表示されたら[Ctrl]キーを押しながらクリックします。

図:書式メニュー
図:書式メニュー
図:ウィンドウのUI要素をクリックの設定(書式)
図:ウィンドウのUI要素をクリックの設定(書式)

 以上のような設定ができていることを確認して、ダイアログを閉じます。

[6]セルの書式設定を開く

 [UIオートメーション]アクショングループ[ウィンドウのUI要素をクリック]アクションを配置します。

図:ウィンドウのUI要素をクリックの配置(セルの書式設定)
図:ウィンドウのUI要素をクリックの配置(セルの書式設定)

 設定ダイアログが開くので、[UI要素]ドロップダウンから[UI要素の追加]ボタンをクリックします。Excelブックから[書式]メニューを選択し、[セルの書式設定]にマウスポインターを置き、赤枠が表示されたら[Ctrl]を押しながらクリックします。

図:セルの書式設定メニューアイテム
図:セルの書式設定メニューアイテム
図:ウィンドウのUI要素をクリックの設定(セルの書式設定)
図:ウィンドウのUI要素をクリックの設定(セルの書式設定)

 以上のような設定ができていることを確認して、ダイアログを閉じます。

[7]ユーザー定義を選択

 [UIオートメーション]アクショングループ[ウィンドウのUI要素をクリック]アクションを配置します。

図:ウィンドウのUI要素をクリックの配置(ユーザー定義)
図:ウィンドウのUI要素をクリックの配置(ユーザー定義)

 設定ダイアログが開くので、これまでと同様に[UI要素]ドロップダウンから[UI要素の追加]ボタンをクリックして、Excelのウィンドウで[セルの書式設定]ウィンドウを開き、[分類]リストボックスの[ユーザー定義]項目にマウスポインターを置き、赤枠と[List Item]が表示されたら[Ctrl]を押しながらクリックします。

図:ユーザー定義
図:ユーザー定義
図:ウィンドウのUI要素をクリックの設定(ユーザー定義)
図:ウィンドウのUI要素をクリックの設定(ユーザー定義)

 以上のような設定ができていることを確認して、ダイアログを閉じます。

[8][種類]欄に入力する

 [UIオートメーション]アクショングループ-[フォーム入力]から[ウィンドウ内のテキストフィールドに入力する]アクションを配置します。

図:ウィンドウ内のテキストフィールドに入力するの配置
図:ウィンドウ内のテキストフィールドに入力するの配置

 設定ダイアログが開くので、[UI要素]ドロップダウンから[UI要素の追加]ボタンクリックして、Excelの[セルの書式設定]ウィンドウの[分類]リストボックスの[ユーザー定義]を選択、[種類]のテキストボックス欄をあらかじめクリアします(クリアしないでUI要素の追加を行うと、実行時に設定時と内容が異なるため[種類]テキストボックスを見つけることができずにフローが停止します!)。ポインターを置き、[Pane]と赤枠が表示されたら[Ctrl]を押しながらクリックします。

図:種類テキストボックス
図:種類テキストボックス
図:ウィンドウ内のテキストフィールドに入力するの設定
図:ウィンドウ内のテキストフィールドに入力するの設定

 図のように入力して、設定を保存します。「d」は年月日における日を表します。

[9]OKボタンをクリックする

 [UIオートメーション]アクショングループ-[フォーム入力]から[ウィンドウ内のボタンを押す]アクションを配置します。

図:ウィンドウ内のボタンを押すの配置
図:ウィンドウ内のボタンを押すの配置

 設定ダイアログが開くので、[UI要素]ドロップダウンから[UI要素の追加]ボタンクリックして、Excelの[セルの書式設定]ウィンドウの[OK]ボタンの上にマウスポインターを置き、[Button]と赤枠が表示されたら、[Ctrl]を押しながらクリックします。その後、[キャンセル]ボタンのクリックで[セルの書式設定]ウィンドウを閉じます。

図:OKボタン
図:OKボタン
図:ウィンドウ内のボタンを押すの設定
図:ウィンドウ内のボタンを押すの設定

 以上のような設定ができていることを確認して、[OK]でダイアログを保存します。

次のページ
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この記事の著者

WINGSプロジェクト 飯島 聡(WINGSプロジェクト イイジマ サトシ)

WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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