暗号化したファイルを復号する
前のフローで暗号化したファイルと[AESファイルに解読する]アクションを用いて、元の内容を復元します。
[1]新しいフローを作成する
Power Automate for Desktopを開きます。
トップ画面から[+新しいフロー]をクリックして、適当な名前で新規のフローを作成します。
[2]前のフローからキーとして使う変数と値の設定のアクションをコピー貼り付けする
暗号化キーを入力する部分は前の暗号化フローと同じなので、前のフローから最初の暗号化キーの変数と入力部分である[変数の設定]アクションと[入力ダイアログを表示]アクションをコピーします。新たに作成したフローで、何もないところを右クリックして、貼り付けをします。
[3]暗号化済みのテキストファイルを選択する
[メッセージボックス]アクショングループから[ファイルの選択ダイアログを表示]アクションを配置します。
以下の入力をして保存します。
- ダイアログのタイトル:暗号化済みファイルを選択してください
- ファイルフィルター:*.txt
[4]選択ファイルから暗号化データを読み取る
[ファイル]アクショングループから[ファイルからテキストを読み取る]アクションを配置します。
以下の入力/選択をします。
- ファイルパス:%SelectedFile%
- エンコード:UTF-8(既定値)
次に、[エラー発生時]ボタンをクリックして、[すべてのエラー]で[フロー実行を続行する]を選択して保存します。
[5]読み取ったデータを解読する
[暗号化]アクショングループから[AESファイルに解読する]アクションを配置します。
以下の入力/選択をします。
- エンコード:UTF-8
- 暗号化解除するテキスト:%FileContents%
- 解読キー:ドロップダウンで[変数としてのパスワード入力]を選択
- (入力欄に):%Key%
- ファイルに解読する:%SelectedFile.Directory%\%SelectedFile.NameWithoutExtension%.Decrypted.txt
次に[エラー発生時]ボタンをクリックして、[すべてのエラー]で[フロー実行を続行する]を選択して保存します。