SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

Deno、エッジ機能の現状に関する調査結果を発表

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Denoは、2023年におけるエッジ機能の現状に関する調査結果を、6月6日(現地時間)に発表した。

 調査結果によれば、エッジ機能のユースケースとしては、APIとデータベースの結合がもっとも一般的であり、認証と負荷分散がそれに続いている。APIの結合は、単一の機能をマイクロサービスとして作成およびデプロイする際の容易さから、エッジ機能だけでなくサーバレス機能でも一般的に用いられる。Denoは今後、エッジを利用したサーバレス関連のエコシステムが成長するにつれて、エッジ固有、ユースケース固有のミドルウェアがさらに増えていくとみている。

 より複雑なユースケースとしては、KV Storeがもっとも重要と考えられており、永続的なデータストレージによってWebアプリ全体をエッジでホストするなど、まったく新しいクラスのユースケースが可能になる。

 ほとんどの開発者は、サイトの速度とパフォーマンスの向上を目的にエッジを利用しており、コスト削減がそれに続いている。また、エッジ利用における課題としては、デバッグ、テスト、可観測性を挙げる意見が多かった。

 なお、同調査の対象となった開発者の大多数が、Webアプリ全体をエッジで構築・デプロイしており、半数超の開発者が新しいサイトやアプリは、今後3年以内にエッジで動作するようになると考えている。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/17875 2023/06/09 09:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング