Topotalは、インシデントマネジメントSaaS 「Waroom」の正式版の提供を開始した。
「Waroom」は、システム障害を迅速に収束させ、新たな学びを獲得し、継続的な改善を行うためのプラットフォーム。生成AIを活用した自動化やSRE(Site Reliability Engineering)のベストプラクティスを反映した機能によって、インシデント対応の負担削減と改善サイクルの高速化が実現される。
同プラットフォームは、これまでのつらいインシデント対応を最終的にはゼロにすることを目指している。
同プラットフォームの特長は以下の通り。
- 属人化を解消し、組織的に対応するための仕組みづくり:チームメンバーを巻き込み、インシデントごとに対応手順を紐付けることで属人化しやすいインシデント対応を仕組みで解決する。
- シームレスな復旧対応:迅速な対応を行うためには、コミュニケーションを円滑に行う仕組みを構築するとともに、手作業を可能な限り自動化する必要がある。Waroomを使えばSlack上で復旧対応を完結させることができる。また、生成AIを用いてドキュメントの作成の手間を削減できる。
- AIによるポストモーテムの自動生成とインシデント情報の可視化:生成AIを用いたポストモーテムの自動生成により、ポストモーテムに取り組む際の手間や心理的障壁を軽減する。また、過去に蓄積したインシデントを可視化することで原因特定や共通課題の発見を促す。
同プラットフォームの料金プランは、システムの復旧対応を行うエンジニアだけでなく事業責任者や顧客対応を行うメンバーなど、さまざまな役割のメンバーを巻き込みながらインシデント対応に取り組むことを想定し、ユーザー単位の課金ではなく組織全体で一律の料金体系になっている。30日間の無料トライアル期間中は全ての機能が利用ができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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