コンテンツ主導型Webサイトを構築するためのWebフレームワークであるAstroの開発チームは、最新バージョンとなる「Astro 4.0」を12月5日(現地時間)にリリースした。なお、既存のコードベースのほとんどは、「Astro 4.0」にアップグレードしても問題なく動作するという。
Astro 4.0では、Astroを使用したローカルブラウザの開発エクスペリエンスを強化、およびカスタマイズするためのDevツールバーが導入されており、ページを検査し、アクセシビリティの問題を発見できるほか、カスタムアプリやサードパーティツールを使用した拡張に対応している。
さらに、新たな国際化ルーティングが導入され、複雑さを軽減して世界中からアクセス可能なWebサイトを構築できるようになった。
実験的な機能として、大規模なWebサイトのビルドパフォーマンスを劇的に高速化するための、増分コンテンツキャッシュが導入されている。
ほかにも、ビュートランジションをさらに一歩進めるAPIの追加や、ロギングエクスペリエンスの再設計、ドキュメントの再設計といった、機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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