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CAMELORSがインボイス制度開始後の実態を調査、フリーランスと副業の違いとは?

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 フリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス「SOKUDAN」を運営する、CAMELORSは、SOKUDAN会員のフリーランス・副業人材を対象に実施した「インボイス制度開始後の実態調査アンケート」の結果を12月7日に公開した。

 本調査は、10月14日〜10月31日の期間にアンケートが実施され、SOKUDANに会員登録している個人(フリーランス・副業人材)の257名(フリーランス:207名 副業:50名)から有効回答を得ている。

 まず、インボイス制度の「登録」をしているか調査したところ、フリーランスの人は副業よりも11.9%も「登録した」の回答が多い結果となった。フリーランスはインボイス制度の影響が本業に直結するため、このような結果になったと考えられている。

 「拒否された経験はない」と回答した人に「今後拒否されたら登録しますか?」と聞いたところ、 「登録しない」フリーランスの人のほうが、副業よりも3倍以上も多い結果となった。また、「すぐに登録・登録検討する」の合計が、フリーランス48.7%に対し、副業は58.9%と高い結果となった。フリーランスの方が登録による経済的な負担が高い可能性が多いため、このような結果になったと考えられている。

 「今後インボイス制度を廃止して欲しいと思いますか?」という問いに対して、「強くそう思う」と答えた人は、フリーランスの方が約3倍も多い結果となった。副業は、「どちらでもない」「あまり思わない」「全く思わない」という回答が、より高い割合を占めている。先程と同様に、フリーランスの方が登録による経済的な負担が高い可能性が高く、廃止を希望する声が大きくなったと考えられている。

 「インボイス制度開始後、あなたの売上や利益に与える影響がありましたか?」という問いに対して、「特に影響はない」が両者とも半数を占めるが、副業の方が約20%も多くなった。「悪影響があった」と答えた人の割合は、フリーランスの方が2倍以上も多い結果となった。

 「あなたはインボイス制度の内容をどれくらい理解していますか?」という問いに対して、フリーランス70.9%に対して、副業は61.2%となっており、約10%の差があった。全体的な理解度も、フリーランスの方が高い結果となった。

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