アトラシアンは、AIアシスタント「Atlassian Intelligence」を活用して作られた、情報を瞬時に行動に変えることを支援する「Atlassian Rovo」を、5月1日(現地時間)に発表した。
Atlassian Rovoは、データ、ツール、プラットフォーム(サードパーティ製アプリや自社カスタムシステムをも含む)を横断して検索を実行し、Atlassian製品に閉じたエクスペリエンスにおいてコンテキストに沿った関連性のある結果の取得を可能にする。また、AIによるインサイト、ナレッジカード、より深いデータ探索のためのAIチャットを通じて、企業内データに対する理解をさらに深められる。さらに、専門エージェントをワークフローに追加することで、時間のかかるタスクの処理、プロジェクトの完了、複雑な問題の解決に役立てることができる。
Rovoサーチは、データが保存されている場所や取る形式に関係なく、もっとも文脈に即した結果を提供し、Jiraの課題からGoogleドライブに保存されているさまざまなファイル、忘れていたSharepointドキュメントまで、Atlassianコンテンツと選択したサードパーティコンテンツ全体を検索することによって、短時間での回答提供を実現する。膨大で複雑なデータの中から必要とされる正確な情報を迅速に見つけられ、Googleドライブ、Microsoft Sharepoint、Microsoft Teams、GitHub、Slack、Figmaといったツールから情報を取得して、さらに包括的な回答を見つけ出すことが可能となっている。あわせて、APIを利用すればニッチな内製アプリにも接続できるほか、エンタープライズクラスの権限設定にも対応する。
Rovoエージェントは、大量の企業データを統合的に扱う能力や複雑なタスクの分解能力、行動をとりつつ学習し、人間のチームメイトと協力して重要で複雑な意思決定を行う能力などによって、チームの協働方法を変革へと導いてくれる。単なるチャットボットの強化版ではなく、幅広いワークフローやプロセスに専門知識とスキルをもたらす。また、企業のナレッジに合わせて調整され、常に人間のチームメンバーへの情報共有をしつつ、追加の指示に従うよう構成されている。
Atlassian Rovoは現在、一部のユーザーに限定して提供されており、利用にあたっては待機リストへの登録が必要となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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