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.NET nanoFrameworkとESP32でIoTプログラミング

C#によるIoTプログラミング!──7セグメントLEDで0.1秒カウントのプログラムを作ろう

.NET nanoFrameworkとESP32でIoTプログラミング 第4回

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 .NET nanoFrameworkは、組み込みデバイス向けの.NET実装です。.NET nanoFrameworkを用いれば、ハードウェア的な制約のあるマイコンボードでも、C#でのプログラミングが可能になります。この連載では、.NET nanoFrameworkと、ESP32マイコンモジュール(ESP32-WROVERなど)を使い、C#によるIoTプログラミングを解説します。第3回となる今回は、シフトレジスタや7セグメントLEDを用いて制御するプログラムを中心に紹介します。

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対象読者

 IoTに興味があり、C#と電子工作の基本的な知識がある方を対象とします。C#や電子工作のごく初歩的な説明は割愛していますので、「C#ではじめるラズパイIoTプログラミング」の記事なども併せて参照してください。

はじめに

 連載第4回の今回は、シフトレジスタを使用して、7セグメントLEDを制御するプログラムを作成します。

7セグメントLED

 7セグメントLEDとは、数字表示に特化したデジタル表示モジュールです。かつては、電卓や時計をはじめ、いろいろな電子機器で目にしたものですが、今ではあまり見かけなくなりました。

 7セグメントLEDは、名前のとおり7つのLED素子(セグメント)が数字の8のように配置されています。実際には、さらに小数点(dp:デシマルポイント)用のLED1つがあり、合計8つのLEDが埋め込まれています。各LEDを複数発光させることで、数字や一部の英字などを表現します。

 7セグメントLEDには、各LEDの接続方法により、アノード・コモンとカソード・コモンがあります。アノード・コモンは、それぞれのLEDのアノード端子をまとめたもの、カソード・コモンは、カソード端子をまとめたものです。

 7セグメントLEDのピンは、10端子あり、アノード・コモンでは、次のような接続になっています。

7セグメントLEDのピン配置
ピン番号 配置
1 カソード e
2 カソード d
3 共通アノード
4 カソード c
5 カソード dp
6 カソード b
7 カソード a
8 共通アノード
9 カソード f
10 カソード g

 各LED素子には、一般に図のような英字(a~h、dp)が割りふられています。

7セグメントLED
7セグメントLED

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 高江 賢(タカエ ケン)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

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