Googleは4月2日(現地時間)、大規模言語モデル「Gemini 2.5 Pro」の一般提供を開始したと発表した。AI StudioおよびVertex AI上で利用でき、レスポンスの高速化や構造化出力、拡張ツールとの統合といった新機能が強化されている。
Gemini 2.5 Proは、長い文脈の処理、出力形式の柔軟性、ツールの統合、堅牢性や速度といった点が強化されており、アプリケーションへの組み込みやAPI連携がより容易になっている。
料金体系も刷新され、Vertex AIでは1Mトークンあたり$3.50(米国リージョンの場合)で提供される。また、AI Studioでは一定の制限付きで無料利用が可能で、1分あたり60トークンの制限内でGemini 2.5 Proを試すことができる。
Googleは今後もGeminiのモデル改善とツール群との連携を強化し、開発者との共創を推進していくとしている。
【関連記事】
・Google、同社史上もっともインテリジェントなAIモデル「Gemini 2.5」を発表
・Google、モバイル向けのGoogleアシスタント機能を廃止し、Geminiに代替
・Android StudioのGeminiがマルチモーダル入力をサポート
・「Gemini Robotics」発表、ロボット開発の基盤となるGemini 2.0ベースのモデル
・Google Cloud、個人向け「Gemini Code Assist」の無償でのパブリックプレビューを開始
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です