米GitHubは、Visual Studio Codeのエージェントモードを、4月7日から全ユーザーに提供する。同モードは、MCPをサポートしており、必要なあらゆるコンテキストや機能へのアクセスを可能にする。
今回、全ユーザーへの提供が開始されたVisual Studio Codeのエージェントモードは、簡単なプロンプトを与えるだけで単に質問に答えるだけでなく、自動的に特定または生成されたファイル全体で必要なサブタスクをすべて完了して、主要な目標が達成されるようにする。ターミナルコマンドやツール呼び出しを提案して、実行を促す。また、自己修復機能によって実行時のエラー分析にも対応している。
そのほか、マルチモデルの選択肢として、Anthropic Claude 3.5、3.7 Sonnet、3.7 Sonnet Thinking、Google Gemini 2.0 Flash、OpenAI o3-miniを、GitHub Copilotのすべての有料プランに含まれるプレミアムリクエストを通じて一般提供する。これらのプレミアムリクエストは、すべての有料プランのベースモデルで使用可能なエージェントモード、コンテクストに基づくチャット、コード補完の無制限リクエストに追加される。また、新たに提供されるGitHub Copilot Pro+プランでは、個人の開発者がGitHub Copilotの最新モデルを最大限に活用できる。
あわせて、ローカルで動作するGitHub MCPサーバがオープンソースでリリースされ、MCPをサポートするさまざまなLLMツールにGitHubの機能を追加できるようになった。さらに、GitHub Copilotコードレビューエージェント、Next Editコード提案の一般提供も開始されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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