シマンテックによると、例年、年末年始はスパムメールが増加する傾向があり、今シーズンも増加が予測されるという。
シマンテックが発行している「シマンテック マンスリーニュース 1月11日版」によると、例年、年末年始はスパムメールが増加する傾向があり、今シーズンも増加が予測されるという。
これはクリスマス商戦が始まることや、それに伴うオンラインショッピング利用増加などが原因となるもので、シマンテックがクリスマス商戦開始時期から監視しているメール受信ボックスでは、スパムメッセージの割合が71%に達しており、昨年の59%を多く上回っている。
今後もこの流れが続くと予想されるため、シマンテックではアンチウイルスソフト、ファイヤーウォール、スパムフィルターを最新の状態にしておくとともに、不審なメールは不用意に開かない、メール文中のリンクにアクセスしないことを呼びかけている。
また、Ferris Research社が算出したスパムによる経済への影響は、グローバルで1,000億ドル(約11兆円)、米国で350億ドル相当になるという。この数値は、スパムに対してユーザーが労する時間コストや、企業によるテクニカルサポート、アンチウイルスに関わるコストから算出したものとなっている。
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