CVE(共通脆弱性識別子)プログラムの存続のために、新たな非営利団体「CVE Foundation」が発足した。
CVEプログラムは発足以来、米国政府の資金提供によって運営してきた。しかし、世界的なサイバーセキュリティ・エコシステムが単一の政府の支援に依存していることが懸念されていた。
さらに今回、米国政府からの契約更新の意向がない旨の通知があったことを受けて、CVEプログラムを専門の非営利財団へと移行。長期的な存続と安定性、および独立性を担保するために、CVE Foundationを発足した。
同団体は公式サイトにて、「世界中のセキュリティ対策従事者のために、高品質な脆弱性特定を提供し、CVEデータの完全性と可用性を維持するという使命を継続することに専心する」と述べている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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