FBの意図がつかめないときに切る4枚のカード
行動に移そうとしても、なかなか意図がわからず行動に移せない。正しい気もするけどピンと来ない。そんなモヤモヤを放置すると学びが腐ってしまいます。
そんなときは、下記の4つの選択肢を使うと良いです。これらはFBを行動に移せないときにとても有効なカードです。
カード | 行動の例 | 使いどき | 期待効果 |
---|---|---|---|
①わかるまで聞く |
「観点を3つ挙げるとしたら?」 「例えば?」 |
抽象語が多い。 言っている言葉の意味がわからない |
認識ミス、 手戻りを防ぐ |
②まず小さく試す |
30分実験→結果共有 |
方向は理解したが自信がない。 言っていることはわかるが、やる意味がわからない |
認識ミス、 手戻りを防ぐ |
③前提のみ受け入れ方法は自分で設計 | 図より表が得意→置換 | 提案手法が合わない | 納得感+成果 |
④効果薄ならやめる |
理由と学びを 言語化 |
何度試しても成果ゼロ | リソース保全 |
FBをするメンターも人間です。必ずしもFBでもらったやり方が100%合っているわけではありません。言っていることの趣旨を理解し、一度行動したうえで方法を変えるという手段も持っておくと良いでしょう。
ネガティブを燃料に換える「リフレーミング」を意識しよう
FBの言い回しが刺さって痛いときは、「事実」と「解釈」を分けて言葉を掛け替える(リフレーミング)と行動エネルギーに変わります。

リフレーミングの例
◆言われた:コードが読みにくい
◆言い換え(やる気が出るフレーズ):読みやすさチェックリストを作る機会!
このように文字にすると、脳がFBを「タスク」として再認識し、感情の渦から抜け出しやすくなります。
よくある落とし穴と回避策
ここまででFBを行動に移すまでの方法を紹介しました。
しかし、実際に行動し始めると、ほぼ必ずどこかでつまずきます。そこで、今まさにあなたが次のアクションを登録するこのタイミングで「落とし穴→即効ワザ」を先に知っておきましょう。
フェーズ | 落とし穴 | ありがちな失敗パターン | 今日から試せる回避策 |
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計画 | To-Do墓場 | タスク管理ツールが“やるべき墓場”に。終わらないタスクが並びモチベ急降下 | やらない列を追加し、週1で最低1件削除。視界をスッキリさせて着手ハードルを下げる今日から試せる回避策 |
実行 | 完璧主義ストップ | 「100点にしてから提出しよう」と思い続けて期限オーバー | まず60%の出来で提出し、FB前提で磨く。“出して叩いてもらう”が最速 |
実行〜振り返り | 孤独プレイ | 相談せず3日悩み、ズレた方向に全力投球 | 進捗20%時点でペアレビューを15分依頼。早めに外部視点を入れて方向修正 |