ゼクノは、同社の運営するプログラミングスクールの比較メディア「プログラミングなび」が全国の男女を対象に実施した、生成AIに関するアンケート調査の結果を5月8日に発表した。同調査は4月30日〜5月7日の期間に行われ、314名から有効回答を得ている。
調査対象者に、生成AIによる「フェイク情報」や「著作権侵害」などに関する懸念を感じているかを尋ねたところ、「感じている」とする回答が8割を占めた。

「生成AI」という言葉の認知度を尋ねた質問では、「知っている」とする回答が92%に達している。

生成AIを使ったことがあるかを尋ねたところ、「使ったことがある」とする回答が9割を占めた。

生成AIを「使ったことがある」と答えた人に、使用経験のある生成AIを尋ねた質問(複数回答)では、「ChatGPT」がもっとも多く、「Gemini」がそれに続いている。

同じく、生成AIを「使ったことがある」と答えた人に、生成AIを使う目的を尋ねたところ(複数回答)、「文章作成」「アイデア出し」といったクリエイティブ用途が上位となった。情報収集や要約用途も一定数みられる。

同じく、生成AIを「使ったことがある」と答えた人に、生成AIを使ってみた感想を尋ねた質問では、「非常に満足」と「まあまあ満足」を合わせた割合が7割超に達している。

現在、生成AIを業務や仕事に活用しているかを尋ねたところ、「活用していない」が43%を占めた。

生成AIの使い方を学ぶ講座やスクールに興味があるかを尋ねた質問では、「興味がある」という回答は28%となっている。

どのような形式の生成AI学習に興味があるかを尋ねたところ、「YouTube」や「SNSなどの無料媒体」を挙げる回答が特に多く、まずは無料で気軽に学びたいというニーズが強い。

生成AIを「使ったことがある」と答えた人に、1週間あたりどれくらいの頻度で生成AIを利用しているかを尋ねた質問では、「週に数回」が最多となり、日常的な利用には至っていない人が多かった。

生成AIの発展によって、自身の仕事が奪われる不安を感じているかを尋ねたところ、「不安を感じる」(「非常に感じる」と「やや感じる」の合計)が約半数を占めている。

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