OpenOffice.orgコミュニティは11日、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」の最新版2.4.1をリリースした。同コミュニティのWebサイトより無料でダウンロードできる。
11日、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」の最新版2.4.1がリリースされた。OpenOffice.orgコミュニティのWebサイトより無料でダウンロードできる。現時点では、Windows、GNU/Linux、Solaris対応の英語(アメリカ)版がリリースされている。
OpenOffice.orgは、Microsoft Officeと互換性を持つオープンソースのオフィスイートで、標準ファイル形式OpenDocumentを採用している。OpenOffice.orgには、次のようなソフトが含まれる。
- OpenOffice Writer(ワープロ)
- OpenOffice Calc(表計算)
- OpenOffice Base(データベース)
- OpenOffice Impress(プレゼンテーション)
- OpenOffice Draw(描画)
- OpenOffice Math(数式エディタ)
今回のバージョンでは、データベース機能や電子署名の拡張など、さまざまな変更が行われている。また、セキュリティ面では、カスタムメモリアロケーションの脆弱性が改善されており、OpenOffice.orgコミュニティは、既存ユーザーへのアップグレードを推奨している。
なお、次期メジャーアップデートとなるバージョン3.0は、本年秋リリース予定となっている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-