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開発用エディタのド定番「VSCode」を使いこなそう

VS CodeでRuby開発環境を構築しよう

開発用エディタのド定番「VSCode」を使いこなそう 第18回

WINGSプロジェクト 山内 直[著] / 山田 祥寛[監修]

 本連載では、VSCodeにフォーカスし、基本的な使い方から拡張機能の活用、そして本格的な開発現場での利用を想定した高度な機能までを紹介していくことで、読者がVSCodeマスターになるお手伝いをします。第18回では、VS CodeをRuby開発に使えるように環境を構築します。基本的な言語サポートに加え、Webアプリ開発のための環境についても紹介します。

はじめに

 Microsoftの提供するVisual Studio Code(VS Code)は、2015年の最初のリリースから、今では開発用エディタの定番の座を占めるまでになりました。これには、無償で使えることも大きいですが、何よりエディタとしての使いやすさ、そしてさまざまな拡張機能によっていくらでも使い勝手を向上させたり、利用の領域を拡げられるということも大きいでしょう。

 本連載では、このVS Codeにフォーカスし、基本的な使い方から拡張機能の活用、そして本格的な開発現場での利用を想定した高度な機能までを紹介していくことで、読者がVS Codeマスターになるお手伝いをします。

対象読者

  • テキストエディタメインで開発してきた方
  • Visual Studioより軽い環境が欲しいと考えている方
  • Visual Studio Codeをもっと使いこなしたいという方

必要な環境

 本記事の内容は、以下の環境で動作を確認しています。

  • macOS Sequoia 15.7.9
    • Visual Studio Code 1.139.0(September 2026)

基本的な開発環境

 VS Codeで開発する・しないにかかわらず、基本としてRubyが利用できる環境が必要です。

 Ruby環境の準備については、VS Code公式のドキュメント「Ruby in Visual Studio Code」にまとめられているので、参考にできます。macOSやLinuxではシステムインストールされたRubyが使えるのですが、バージョンが古いことがほとんどなので、rbenvなどのバージョンマネージャを利用して新しいRubyをインストールすることを推奨しています。installation guidanceに沿ってrbenvをインストールすれば、利用するプラットフォームでの準備が整います。

 macOSでは、パッケージマネージャHomebrewを使うのが簡便です。rbenvをHomebrewでインストールし、rbenvからRubyをインストールします。本稿は、macOSにおいてrbenvを利用していることを前提としています。

 Windowsでは、rbenv on Windowsを使うのが簡便です。rbenv on Windowsをインストールし、rbenvからRubyをインストールします。

 rbenvをインストールしたら、ターミナルを開き直すか新しく開き、rbenvが使えることを確認します。

% rbenv init
% rbenv --version
rbenv 1.3.2

 以下のように、インストール可能な最新のRubyをリストアップし、最新の安定版(ここでは4.0.6)を指定してRubyをインストールします。グローバル(全ユーザ)環境でそのバージョンをアクティブにして、新しいRubyが利用できることを確認します。

% rbenv install --list
3.3.12
3.4.10
4.0.6
…略…
% rbenv install 4.0.6
ruby-build: using openssl@3 from homebrew
==> Downloading ruby-4.0.6.tar.gz...
…略…
==> Installed ruby-4.0.6 to /Users/takashi/.rbenv/versions/4.0.6
% rbenv global 4.0.6
% ruby --version
ruby 4.0.6 (2026-07-14 revision 03b6d3f889) +PRISM [x86_64-darwin24]

 これで、Rubyを利用する準備が整いました。もしVS Codeを開いていたら、こちらも再起動してください。

次のページ
組み込みのRubyの開発支援機能

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 山内 直(WINGSプロジェクト ヤマウチ ナオ)

<WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書、記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook <個人紹介>WINGSプロジェクト所属のテクニカルライター。出版社を経てフリーランスとして独立。ライター、エディター、デベロッパー、講師業に従事。屋号は「たまデジ。」。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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