(X)HTMLガイドライン
「(X)HTMLガイドライン」は、その名の通り、(X)HTMLの制作ルールを定めたものです。あらかじめルールを定めておくことで、次のようなメリットが得られます。
(X)HTMLガイドラインを作ることのメリット
- コーディング時の迷いを払拭し、作業時間を短縮できる
- 誰がコーディングしても一定の品質を保つことができる
- CSSによるデザインワークとの連携をスムーズに行うことができる
(X)HTMLガイドラインの構成例としては、次のような項目が挙げられます。
- XML宣言の有無/文字コード/文書型
- 整形ルール
- 領域定義ルール
- head要素内ルール
- body要素内ルール
それではこれら各項目について、詳しく見ていきましょう。
XML宣言の有無/文字コード/文書型
「XML宣言の有無/文字コード/文書型」は、「制作運用ガイドライン」で定めた「ユーザー環境」に基づいて決定される項目です。「制作運用ガイドライン」と実際の制作物の間に矛盾の起きないよう明記しておくという狙いがあります。特に、「XML宣言の有無」については、IE 6(Internet Explorer 6)の対応や使用する文字コード、サーバ仕様などと連動させて考える必要があります(以前の記事『「ブラウザの表示モード」を理解してクロスブラウザなレイアウトを実現する』参照)。
(X)HTML整形ルール
仕様書では、インデントはしてもしなくても構わないことになっていますから、(X)HTMLコーダーによってコードの記述方法はまちまちです。自分の書式と異なると、「気になる→直したくなる」といったことが起こり得ます。無駄な時間を費やして、ワークフローに支障をきたすことのないよう、あらかじめルールを定めておきましょう。
ガイドラインの他の項目では、割と汎用的な方針を箇条書きで記す程度でよい場合もありますが、「整形ルール」については、上記の理由から、細かいところまで規定しておくと良いでしょう。例えば、要素の入れ子階層のインデントの仕方、インデントに使用する空白文字(スペース/タブ)、改行の位置、コメントの記述方法などが挙げられます。
以下にルールの例を示します。
- head要素とその直接の子要素、およびbody要素とその直接の子孫要素は、インデントを付けずに記述する
- それ以降は、1つの階層ごとに1つの「タブ」を使用してインデントを付けて記述する

