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そこが知りたい! Web標準サイトの活かし方

Webサイトの制作/運用の効率化を図る
「ガイドライン策定」のすすめ(前編)

そこが知りたい! Web標準サイトの活かし方(1)


(X)HTMLガイドライン

 「(X)HTMLガイドライン」は、その名の通り、(X)HTMLの制作ルールを定めたものです。あらかじめルールを定めておくことで、次のようなメリットが得られます。

(X)HTMLガイドラインを作ることのメリット

  • コーディング時の迷いを払拭し、作業時間を短縮できる
  • 誰がコーディングしても一定の品質を保つことができる
  • CSSによるデザインワークとの連携をスムーズに行うことができる

 (X)HTMLガイドラインの構成例としては、次のような項目が挙げられます。

  • XML宣言の有無/文字コード/文書型
  • 整形ルール
  • 領域定義ルール
  • head要素内ルール
  • body要素内ルール

 それではこれら各項目について、詳しく見ていきましょう。

XML宣言の有無/文字コード/文書型

 「XML宣言の有無/文字コード/文書型」は、「制作運用ガイドライン」で定めた「ユーザー環境」に基づいて決定される項目です。「制作運用ガイドライン」と実際の制作物の間に矛盾の起きないよう明記しておくという狙いがあります。特に、「XML宣言の有無」については、IE 6(Internet Explorer 6)の対応や使用する文字コード、サーバ仕様などと連動させて考える必要があります(以前の記事『「ブラウザの表示モード」を理解してクロスブラウザなレイアウトを実現する』参照)。

(X)HTML整形ルール

 仕様書では、インデントはしてもしなくても構わないことになっていますから、(X)HTMLコーダーによってコードの記述方法はまちまちです。自分の書式と異なると、「気になる→直したくなる」といったことが起こり得ます。無駄な時間を費やして、ワークフローに支障をきたすことのないよう、あらかじめルールを定めておきましょう。

 ガイドラインの他の項目では、割と汎用的な方針を箇条書きで記す程度でよい場合もありますが、「整形ルール」については、上記の理由から、細かいところまで規定しておくと良いでしょう。例えば、要素の入れ子階層のインデントの仕方、インデントに使用する空白文字(スペース/タブ)、改行の位置、コメントの記述方法などが挙げられます。

 以下にルールの例を示します。

  • head要素とその直接の子要素、およびbody要素とその直接の子孫要素は、インデントを付けずに記述する
  • それ以降は、1つの階層ごとに1つの「タブ」を使用してインデントを付けて記述する
図4:「(X)HTML整形ルール」の例
図4:「(X)HTML整形ルール」の例

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まとめ

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 宮本麻矢(ミヤモト マヤ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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