CodeZine(コードジン)

特集ページ一覧

VB6プログラマのためのCurl入門
ファイルアクセスとWebアクセス

第5回

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2009/02/03 14:00

目次

Webサーバーと通信する(HTML版)

 今度は、Webサーバーと通信するプログラムをCurlで作ってみましょう。ここでは、WebサーバーとしてWindows XP Professionalに装備されているIIS(Internet Information Service)を使い、1台のマシンにWebサーバーとWebクライアントを兼務させます。

 Windows XP Professionalには、標準ではIISがインストールされていません。Windowsのコントロールパネルにある「プログラムの追加と削除」を起動し、「Windowsコンポーネントの追加と削除」のリストにある「インターネットインフォメーションサービス(IIS)」を選択してインストールしてください。なお、Webサーバーを起動したままにしておくとセキュリティ上の問題が生じる恐れがあるので、サンプルプログラムの動作を確認したらIISを停止するか、IISをアンインストールすることをお勧めします。

 Webサーバーのホームディレクトリ(C:¥Inetpub¥wwwroot)にVBScriptで記述したASPのスクリプトを置き、それをCurlプログラムと連携させます。Windowsのメモ帳(NotePad.exe)を使ってリスト3に示したスクリプトを記述し、WebサーバーのホームディレクトリにGetFruitPrice.aspというファイル名で保存してください。このスクリプトは、Webクライアントから送られたフルーツの価格を返すものです。

 フルーツの種類を示す文字列は、"リンゴ"、"ミカン"、"メロン"の3種類です。それぞれに対して、"300"、"400"、"500"という価格を文字列で返します。3種類以外の文字列が送られて来た場合は、エラーを表す"-1"という文字列を返します。

リスト3 フルーツの価格を返すVBScriptのスクリプト
<%
FruitName = Request.Form("FruitName")

If FruitName = "リンゴ" Then
    Price = "300"
ElseIf FruitName = "ミカン" Then
    Price = "400"
ElseIf FruitName = "メロン" Then
    Price = "500"
Else
    Price = "-1"
End If

Response.Write(Price)
%>

 後で紹介するCurlのプログラムと比較するために、通常のHTMLで記述されたWebページから、リスト3のスクリプトを呼び出してみましょう。Windowsのメモ帳を使ってリスト4に示したHTMLを記述し、WebサーバーのホームディレクトリにHtmlSample.htmlというファイル名で保存してください。

リスト4 リスト3のスクリプトを呼び出すHTMLファイル
<HTML>
<BODY>
<FORM ACTION="http://localhost/GetFruitPrice.asp" METHOD="POST">
フルーツの名前
<INPUT TYPE="TEXT" NAME="FruitName">
<INPUT TYPE="SUBMIT" VALUE="Webサーバーに送信">
</FORM>
</BODY>
</HTML>

 Webブラウザを起動したら、アドレス欄に「http://localhost/HtmlSample.html」と入力して[Enter]キーを押してください。図3に示したWebページが表示されたら、「フルーツの名前」欄に適当なフルーツの名前を入力して[サーバーに送信]ボタンをクリックしてください。これによってGetFruitPriceo.aspが呼び出され、図4のようにフルーツの価格が返されます。

図3 WebページからWebサーバーにフルーツの名前を送る
図3 WebページからWebサーバーにフルーツの名前を送る
図4 WebサーバーからWebブラウザにフルーツの価格が返される
図4 WebサーバーからWebブラウザにフルーツの価格が返される

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

修正履歴

  • 2009/01/27 19:48 www.localhostをlocalhostに修正した。

バックナンバー

連載:VB6プログラマのためのCurl入門

著者プロフィール

  • 矢沢久雄(ヤザワヒサオ)

    パッケージソフトの開発・販売に従事するかたわら、書籍や雑誌記事の著作活動、セミナーやカンファレンスにおける講演活動も精力的にこなす自称ソフトウエア芸人です。 &nbsp;

あなたにオススメ

All contents copyright © 2005-2022 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5