マイクロブログ「Twitter」に、Googleの公式アカウントが登場した。わずか24時間強で、2万人を超えるフォロアーが付くという熱烈な歓迎を受けている。
Web 2.0の世界では、情報を社内に囲い込まず、多種多様なチャンネルを通じて外部に公開していくことが重視される。米インターネット検索最大手のGoogleも、これまで公式ブログをはじめとして、日本版ブログやGmail公式ブログなど、さまざまなブログで情報を公開してきた。なかには、Google Chromeのリリース(アップデート)情報だけを書き綴ったその名も「Google Chrome Releasesブログ」まで存在する(参考リンク:Google Press Center)。
そんな中、さまざまな企業やその経営者が、公式・非公式な発言を投稿していることで注目されるマイクロブログ「Twitter」で、ついに米Googleの公式アカウントが登場し、話題となっている。米Googleの有名エンジニアMatt Cutts氏がTwitter上で認めたこともあり、現地時間25日午後4時4分(日本時間26日午前9時4分)の開設から、わずか24時間強で2万人を超えるフォロアーが付くという熱烈な歓迎を受けている。
最初の投稿は、Googleになじみの深い「ある言葉」を2進数にエンコードしてつぶやくという、実にGoogleらしい一投目となっている。
この突然の参入には、先行してTwitterにアカウントを持っていた米Yahoo!や米MSN Live Searchといったライバル各社も「Welcome!」と歓迎の意を表明しており、期せずして米Googleを交えた三者で早慶戦のようなエール交換大会になっている。
米Yahoo!は2月10日に開始したばかり。米MSN Live Searchは昨年9月に「βフェーズ」でスタートしているが、フォロー数では既に両者とも大きく水を空けられている。初手のつぶやきから各社の社風が出ているようでおもしろい。
【関連リンク】
・Twitter:米Googleアカウントページ
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