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Selenium AESチュートリアル

Selenium AESによるリグレッションテストの導入

プロジェクトにおけるSelenium AESの利用例

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Selenium AESの起動

 設定が完了したら、Selenium AESを起動します。Windowsの場合は「start.bat」、Linuxの場合は「start.sh」を実行してください。「Start Selenium Auto Exec Server.」がコンソールに表示されたら起動完了です。

起動時の画面

 なお、Selenium AESの実行には、Javaの実行環境(JRE1.5以上)が必要となりますので、インストールされていない場合には、インストールしてから実行してください。

動作確認

 定期実行の時間まで待つ必要はなく、Webブラウザ上からもSelenium AESによるテストを実行できます。下記URLから、Webインタフェースを参照します。

WebインタフェースのURL
http://localhost:4444/selenium-server/autoexec/
Webインタフェース

 Webインタフェースでは、テストの実行状況および結果が参照できます。また、テストの実行も指示できます。

 動作確認のため[Run Test]ボタンを押下し、テストを実行します。Webインタフェースは定期的に更新され、テストが終了するとテスト結果が表示されます。

Webインタフェース(テスト終了時)

 テストが終了すると、テスト結果のメールが送信されますので、送信先アドレスで確認します(添付ファイルとしてテスト結果のHTMLが添付)。

テスト結果メール

終わりに

 今回は、Selenium AESを実際のプロジェクトで利用する場合を想定し、その場合の設定内容などを説明させていただきました。この記事をもとに、ぜひ実際のプロジェクトでもお試しいただければと思います。

参考資料

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この記事の著者

onozaty(オノザティ)

(株)ユニスティ所属。主にWEBアプリケーション開発に携わるエンジニア。個人としては、suggest.jsglayer.jsなどのJavaScriptライブラリや、del.icio.us IncSearchShortcutKey2URL などといったFirefoxアドオン、Selenium AESなどのツール類を開発し公開。web: Enjoy*Studyblog: Enjoy*Study Blog

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/3905 2009/06/11 14:00

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