米Microsoftは2日(現地時間)、クラウドコンピューティング環境「Windows Azure」のストレージサービス「Windows Azure Drive」のベータ版をリリースした。
Windows Azure Driveは、2009年11月に開催されたPDC 2009で「Azure XDrive」として発表されていたもの。このサービスにより、Windows Azureアプリケーションは既存のNTFS APIを使って永続ドライブにアクセスできる。この永続ドライブはNTFSフォーマットされた仮想ハードドライブ(VHD)を含むWindows Azure Page Blobとして実装され、X:などのドライブレターにマウントできる。
Windows Azure SDK 1.1は、Visual Studio 2008 SP1および、まもなく公開されるVisual Studio 2010 RCに対応している。また、Windows Azure Driveをサポートしているほか、OSのバージョンをサポートし、適切なゲストOSを選択できるようになった。ダウンロードセンターから入手できる。
【関連リンク】
・Windows Azure : Beta Release of Windows Azure Drive
・Windows Azure : Windows Azure Tools and SDK 1.1 Released
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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