Mozillaプロジェクトは6日(現地時間)、Webブラウザ「Firefox 4 Beta 1」を公開した。
ベータテストに参加したい利用者は、Firefox 4 Betaページから英語版がダウンロードできる。なお、現行の正式版であるFirefox 3.6系を利用している場合は、プロファイルで使い分けることができる。
Firefox 4の大きな特徴は、Googleが提唱するWebMフォーマットの動画をサポートした点だ。Windows版では見た目も刷新され、タブが上部に表示されるようになった。また、Windows Vistaおよび7では、メニューバーがFirefoxボタンに置き換えられている。
ほかにも、起動時やページ読み込み時のパフォーマンスが改善され、アドオンマネージャがコンテンツエリアに表示されるようになった。さらに、CSSの:visitedセレクタに関するプライバシーの問題も解決されている。
HTML5関連では、HTML5パーサが刷新され、WebSocketsに対応した。Indexed DBもサポートされたため、Gmailなどクラウドのアプリケーションが軽快に動作するようになったとしている。そのほか、Webコンソールや新しいJetpack SDKにも対応している。
Firefox 4 Beta Technologyにて、既存のバージョンとの機能比較を確認できる。今後はさらに新しい機能を実装し、2~3週間ごとにベータ版が公開される予定。
【関連リンク】
・Mozilla Japan ブログ - Firefox 次期バージョンのテスター向けベータ版第 1 弾、Firefox 4 Beta 1 を公開しました
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