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日本IBM、無線ICタグによる次世代システム構築の支援組織を新設

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日本IBMと、IBMビジネス コンサルティングサービスは、本日、無線ICタグとネットワーク技術を活用した、次世代のシステム構築を支援する「バリューネットセンター」の新設を発表した。

 日本IBMと、IBMビジネス コンサルティングサービス(以下、IBCS)は、本日、無線ICタグ(RFID=Radio Frequency Identification)とネットワーク技術を活用した、次世代のシステム構築を支援する「バリューネットセンター」の新設を発表した。

 2005年4月に、通信距離の長いUHF帯周波数が無線ICタグに開放されたことなどから、RFIDが本格的に普及する環境は整いつつあり、2010年には経済波及効果が9~31兆円に達すると試算されている(総務省 「ユビキタスネットワーク時代における電子タグの高度利活用に関する調査研究会」 最終報告より)。

 このような状況を踏まえ「バリューネットセンター」では、RFIDとネットワークによる新しい情報基盤を「バリューネット」と定義し、世界標準のRFID技術とネットワーク技術を組み合わせて、コンサルティングからシステム導入までの多様な局面での総合的なサービスを提供する。

 これにより、ライフサイクル全般に渡ったトレーサビリティを達成することができ、企業活動の効率化、顧客満足度の向上を実現する。

 「バリューネットセンター」が提供する主なサービスは次のとおり。

  • RFIDスターターパックサービス
  • RFIDシステムに必要なミドルウェア、関連機器、ソリューションなどをパッケージにして提供する。より手軽にRFIDシステムの運用を開始できるとともに、ソフトウェア資産を将来に継承できる拡張性、上位システムとの接続や機能追加に対応した柔軟性を提供する。
  • RFID導入支援・技術検証サービス
  • 世界各国のセンターと連携して、グローバルに顧客のRFIDシステム構築の支援を行う。最先端事例のデモを行うほか、システム設計・実装サービス、開発支援サービスなどを提供する。
  • バリューネット構築支援サービス
  • EPCグローバル標準に準拠したミドルウェアによる次世代ネットワークアーキテクチャーをベースに、企業や業界を超えたグローバルなトレーサビリティーシステムの構築を支援する。
プレスリリース:「バリューネットセンター」を新設

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