SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

DeveloperZine(デベロッパージン)- エンジニアの意思決定を支える技術情報メディア ProductZine

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Visual Studio 単体テスト機能大全

Visual Studioで作る単体テスト、いろいろな実行方法

Visual Studio 単体テスト機能大全(2)

もう一つの操作手順

 ここまでの手順は、単体テストを新しくデバッグ実行するためのものでした。次は単体テストの実行、失敗、その後のデバッグ実行をもう少しテンポよく行っていく手順を覚えましょう。

 ここでは、単体テストを普通に実行して、テストが失敗した状態から話を始めることにします。単体テストを作成して、実行する手順は前回の実装済みテストからテストメソッドを作成するを参考にしてください。この手順に従って、テストを実施し、失敗した状態が図5です。

図5 単体テストの実行結果が失敗の状態
図5 単体テストの実行結果が失敗の状態

 ここでは、Addに失敗するという新しいテストを作成して、テストが失敗している様子がテスト結果ウィンドウに表示されています。次にデバッグ実行を行いながら、エラー箇所を特定したいので、ブレークポイントを設定します。最後に先ほど表示されたテスト結果ウィンドウで図6のように[デバッグ]メニューを選択すると、失敗したテストをデバッグ実行で開始することができます。

図6 テスト結果ウィンドウからのデバッグ実行
図6 テスト結果ウィンドウからのデバッグ実行

 これで、テストの実行、失敗、デバッグ実行という流れが先ほどよりも少しスムーズに行うことができるようになります。

補足や注意事項

 以上で単体テストをデバッグ実行する準備をして実行するところまでを見てきましたが、何点か補足と注意事項を確認しておきましょう。

 まず、テストビューウィンドウですが、このウィンドウに表示されるテストメソッドの一覧は必ずしもソリューションに含まれるすべてのテストメソッドが表示されているわけではありません。最後にビルドを行って成功したときに含まれていたテストメソッドだけが表示されています。前回のビルドからテストメソッドに変更が加わっていると図7にあるようにテストが変更されたことがテストビューウィンドウ上で通知されます。

図7 テストの変更通知
図7 テストの変更通知

 この場合は、テストビューウィンドウメニューにある[最新の情報に更新]を選択して、ビルドの実行とテストビューウィンドウの更新を行うことで最新の一覧を表示させることができます。

 次に、デバッグ実行を開始する際に図8のような警告ダイアログが表示される場合があります。

図8 デバッグ実行開始時の警告ダイアログ
図8 デバッグ実行開始時の警告ダイアログ

 これは、テストの設定にコードカバレッジを取得するという設定が入っている場合に表示されます。デバッグ実行ではコードカバレッジを取得することはできないので表示されていますが、このまま[OK]を選択してしまって問題ありません。Visual Studioが自動的に通常実行の際にはコードカバレッジを取得し、デバッグ実行の際にはコードカバレッジの取得を無効化するということを行ってくれます。

次のページ
指定したテストだけを実行する

この記事は参考になりましたか?

Visual Studio 単体テスト機能大全連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト りばてぃ(リバティ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/5911 2011/05/18 14:00

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー