本稿では、「Developers Summit 2012」(デブサミ2012)において、2月16日に行われたYahoo! JAPAN 是井 真氏によるセッション「Yahoo! JAPANのHTML5対応」の内容を紹介する。
スマートフォン向けサービスのHTML5対応を進めるYahoo! JAPAN
本セッションはそのタイトルの通り、国内屈指のWebサービス企業である「Yahoo! JAPAN」がHTML5の技術をどのように取り入れているかを、同社内のエンジニアが自ら解説するものだ。早くからHTML5に対する取り組みをスタートさせている同社だが、是井氏によれば「HTML5はあくまでも手段であって、目的ではない」という。
「われわれの目的は、お客さまへより良い情報と価値を提供すること。HTML5はあくまでも、そのためのさまざまな手段の内の1つという位置付けだ。決して、HTML5を利用することそのものが目的ではない。適材適所でバランスを考えながら、FlashやSilverLightといったRIA技術も併用している」
ちなみに同社サービスのHTML5対応は、スマートフォン向けのものが先行している。スマートフォンはブラウザの種類が限定されており、かつPCに比べればOSやブラウザのアップデートも行いやすいため、下位互換性をあまり意識する必要がない。そのため、PCに比べるとはるかにHTML5を導入しやすい。また、Yahoo! JAPANのユーザー全体の中に占めるスマートフォンユーザーの比率も急激に伸びてきており、早めの対応が必要だと判断したこともスマートフォン向けサービスのHTML5対応を先行させた理由の1つだったという。
会員登録無料すると、続きをお読みいただけます
-
- Page 2
-
- Page 3
-
- Page 4
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
吉村 哲樹(ヨシムラ テツキ)
早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー系システムインテグレーターにてソフトウェア開発に従事。その後、外資系ソフトウェアベンダーでコンサルタント、IT系Webメディアで編集者を務めた後、現在はフリーライターとして活動中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
