CodeZine(コードジン)

特集ページ一覧

Delphiで始めるスマートフォンアプリ開発

ドラッグ&ドロップのビジュアル操作で簡単モバイルアプリ開発

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2012/03/08 18:00

目次

XcodeへのコンバートとMac上での実行

 作成したアプリケーションをiOS上で実行できるようにするために、Xcodeへのコンバートを行います。

  • アプリケーションが実行されている場合は終了し、最初に設定した IDEメニューの[ツール]-[Xcode Export]を選択し、Xcodeへの変換を実行します。
  • 先程保存した際に作成したxcodeTestフォルダ内にxcodeフォルダが生成され、そのフォルダ内にXcodeにコンバートされたファイルが格納されます(図17)。
図17 - Xcodeにコンバート

 Xcodeにコンバート

  • 次にMac側にコンバートしたファイル一式をコピーするのですが、その際、xcodeTestフォルダごとコピーしてください。Xcodeにコンバートしたファイルだけではなく、Delphiで作成したファイルも必要となるためです。

 ここでは USBを使用してファイルをコピーするので、xcodeTestフォルダを zipで圧縮して USBにコピーします。WindowsとMacの両方からアクセスできる共用フォルダがある場合は、Delphiで作成したファイルを共用フォルダ上に保存すると手間が省けます。

  • Mac上でコピーしたzipファイルを解凍し、xcodeフォルダ下にある 「Project1.xcodeproj」(図18)をダブルクリックするとXcodeが起動します(図19)。
図18 - プロジェクトファイル「Project1.xcodeproj」

 プロジェクトファイル「Project1.xcodeproj」

図19 - Xcodeの起動

 Xcodeの起動

  • Xcode上で、開いたプロジェクトをそのままビルドし、実行し、iOSのシミュレータ上で動作を確認します(図20)。
図20 - iOSシミュレータ上での動作

 iOSシミュレータ上での動作

 あとは実際のiPhone側に作成したアプリを転送するだけです。

まとめ

 ご覧頂いたように、Delphi XE2では、従来のWindows開発と同じような操作で、簡単にiPhone向けのアプリを作成できます。Windows開発のノウハウを活かせるようになれば、スマートフォン向けの開発を専門で行ってこなかった開発者にも、スマートフォン向けアプリを開発する門戸が開かれます。特に、「ビジネス向けアプリケーションをモバイルでも」という要求に応えるのに役立ちそうです。

 近年のモバイル向け開発の需要に対応するべく、エンバカデロでは、Delphiに加えてRadPHP(PHP向けビジュアル開発環境)でも、スマートフォン向け開発機能を提供しており、積極的なモバイルサポートの展開を開始しています。こうした情報は、「Delphi / RAD Studioでスマートフォン開発」を特集したページなどで案内しています。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

修正履歴

  • 2012/03/30 11:29 誤字修正 iSO -> iOS

著者プロフィール

  • EDN編集部(イーディーエヌ編集部)

    エンバカデロ・デベロッパーネットワーク(EDN)は、ソフトウェア開発者とデータベース技術者のための技術情報サイトです。Delphi、C++Builderをはじめとする開発ツールやER/Studioなどのデータベースツールに関連する技術記事、ビデオなどを提供しています。EDN編集部は、EDN記事と連携...

あなたにオススメ

All contents copyright © 2005-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5