NTTコミュニケーションズは、オープンソースPaaSのPaaS基盤ソフトウェア「Bizホスティング Cloudn PaaS」の提供を、3日から企業を中心に開始した。
「Bizホスティング Cloudn PaaS」は、ネットワークやOSなどのミドルウェアをクラウドサービスとして提供するサービスで、設定の自動化やログ管理機能を備えており、ユーザーは手間をかけず柔軟にアプリケーション開発・運用環境を利用できる。
クラウドサービスのため、構築にかかる初期費用は不要で、運用開始後にスケールアウト、スケールアップも可能なので、サービス開始時にサイジングを行う必要はなく、スモールスタートでサービスを開始でき、コスト削減を実現する。
基盤ソフトウェアには、オープンソースの「Cloud Foundry」を採用しており、他のPaaSと互換性が高く、ベンダーロックインを心配することなくサービスの開発・提供が可能となっている。
「BizホスティングCloudn」で提供している仮想サーバーやObject Storage、また今後提供を予定しているRelational Databaseなどの各種サービスと同一のデータセンター内、もしくは同社の高速ネットワークで接続されており、快適に利用できる。
さらに3日からは、新機能としてRubyやJava、PHPなどによるアプリケーションの開発・実行環境や、開発用途でのMySQL、PostgreSQL、ログ管理機能、「Cloud Foundry」の各種APIやログ管理のためのAPI、Webブラウザでシステム状態の確認やログの閲覧・検索が可能なコントロールパネルを提供する。
【関連リンク】
・NTTコミュニケーションズ
・「Bizホスティング Cloudn PaaS」
・「Bizホスティング Cloudn」
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