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GMO、新VPSサービス「ConoHa byGMO」提供開始
IPv6、複数IPアドレス、ローカルネットワークに対応

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 GMOインターネットは、IPv6、複数IPアドレス、ローカルネットワークに対応したVPSの新ブランド「ConoHa(コノハ) byGMO」の提供を、4日に開始した。

 「ConoHa」は、「Compute Nodes with Hi-flexible Architecture」の略で、「柔軟に構成可能なコンピューター群」を意味する。利用者が自由に組み合わせて独自のWebサービスを構築し、VPSをフレキシブルに活用してほしい、という願いを込めている。

 全プラン初期費用は無料で、メモリ1GBプランなら月額976円で、手軽に始められる。複数台の利用でもクラウドサービスより安価で、わかりやすい料金体系なので予算が立てやすく、想定外の費用が発生することはない。また、支払いは後払い方式で、申し込みから15日の無料トライアル期間を設けている。

ConoHaの管理画面
ConoHaの管理画面

 技術面では、世界的に評価の高い仮想化技術「KVM」に加えて、オープンソースプロダクトであるOpenStackの最新バージョン「Grizzly」を、「ConoHa」専用にカスタマイズしたものを採用する。また、ソーシャルゲーム専用クラウドサービス「GMOアプリクラウド」で培った国内最大級のKVM運用実績をベースに、安定したVPS提供を行う。

 IPv6対応で、利用開始時からIPv6を利用できる。標準で、IPv4アドレス1個、IPv6アドレス17個を提供する。また、ドメイン登録サービス「お名前.com」では、IPv6にも対応した無料オプションサービス「レンタルDNSレコード設定」を用意しており、独自ドメインでWebサーバやメールサーバを運用する際に必要なDNSレコードの自由な設定が可能なので、IPv6へスムーズに移行できる。

 さらに、「ローカルネットワーク」機能を利用することで、複数台のVPSをインターネットから切り離して、独自のネットワークを構成するといった使い方も可能なので、ローカルネットワークを介して公開Webサーバと非公開のデータベースサーバを接続するなど、2階層、3階層構成によるWebシステムの構築を実現する。

VPSごとにネットワークの構成を柔軟に設定できる
VPSごとにネットワークの構成を柔軟に設定できる

 月額料金は、「メモリ1Gプラン」(メモリ1GB、ディスク100GB、2コアCPU)が976円、「メモリ2GBプラン」(メモリ2GB、ディスク200GB、3コアCPU)が1470円、「メモリ4GBプラン」(メモリ4GB、ディスク400GB、4コアCPU)が3969円、「メモリ8GBプラン」(メモリ8GB、ディスク800GB、6コアCPU)が7969円、「メモリ16GBプラン」(メモリ16GB、ディスク1TB、10コアCPU)が16170円。

 回線速度は100Mbps共有(物理ネットワーク10Gbps)で、標準OSはCentOS 6(x86_64)。OSは、ISOイメージで好みのものをインストールできる。

 オプションサービスの月額料金は、追加IPアドレス(IPv4)が、2個で420円、4個で840円、8個で1680円、16個で3360円。「ローカルネットワーク」機能は、1セグメントあたり2100円。

 サービス提供開始を記念して、7月6日、7日、13日、14日に秋葉原で街頭イベントが予定されており、イメージキャラクター「美雲このは」のコスチュームに身を包んだコンパニオンが登場し、「このは仕様」の特別なPCパーツが当たる抽選会も実施される。

イメージキャラクター「美雲このは」。声:上坂すみれ。
初回登録時の電話認証などで実際に声を聴くことができる
イメージキャラクター「美雲このは」。声:上坂すみれ。初回登録時の電話認証などで実際に声を聴くことができる


【関連リンク】
GMOインターネット
「ConoHa byGMO」

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