テンプレートについて
タイルとテンプレートは、C1TileControlコントロールの最も重要な構成要素で、タイルはデータを提供し、テンプレートは視覚化パターンを提供します。
同じタイルで複数のテンプレートを切り替えることが可能です。例えば、1番目のテンプレートはタイル画像を表示し、2番目は詳細なタイルテキストを表示できます。また、同じテンプレートを複数のタイルに適用することも可能です。
設計時にテンプレートを追加するには、C1TileControl.Templatesコレクションエディタを使用します。作成したテンプレートは、それぞれ適用したいタイルに設定します。
テンプレートとタイルの関係は密接に関連しており、テキストや画像要素のデザインはテンプレートで行い、実際のデータはタイルのプロパティで行います。こうすると、1つのデザインを複数のタイルで共有できます。統一したデザインで多くのタイルを持たせる場合は、個々のタイルを設定していくよりも、効率的にデザイン作業を行うことができます。
GUIの作成
では、さっそくアプリケーションを作成していきましょう。
使用するコントロールはC1TileControlコントロールだけです。このコントロールに、1つのグループで5つのタイルを組み込み、タイル一つ一つにテキスト要素2つとイメージ要素1つを組み込みます。
タイルはすべて同じデザインとし、背景色だけを変えます。
作業は、C1TileControlコントロールの設定だけで、以下の手順で行います。
- テンプレートを作成し、テキスト要素とイメージ要素のデザインを設定する
- グループにタイルを追加し、各タイルのテキスト・イメージデータとテンプレートの設定を行う
- タイトルを設定する
では、順番に設定していきましょう。