Google Play Servicesライブラリの作成
Google Play Servicesライブラリとは、「Google Maps」や「Google+」といったGoogleが提供しているサービスを、アプリから利用するためのライブラリです。
Google Mapsを利用するためには必須のライブラリですが、標準のAndroid SDKには含まれていないため、別途、自分で構築する必要があります。
まず、Eclipseの[ウィンドウ]メニューからAndroid SDKマネージャーを起動し、Google Play servicesをダウンロードしてインストールします。
そして、Google Play servicesのライブラリプロジェクトを作ります。Eclipseで新規プロジェクトを選び、[既存コードからのAndroidプロジェクト]を選択します。
「プロジェクトのインポート」では、ルート・ディレクトリに、SDKフォルダのgoogle-play-services_libを指定します(例えば、D:\Android\sdk\extras\google\google_play_services\libproject\google-play-services_lib)。
これで、プロジェクトが作成されて、ライブラリがビルドされます。
スケルトンアプリのプロジェクト作成
次に、スケルトンアプリのプロジェクトを作成していきましょう。通常のアプリと変わりありませんが、ここでのポイントは、コンパイルするSDKです。必ず、「Google APIs(Google Inc.)」を選択します。
アクティビティは「Blnak Activey」としておきます。
Google Play servicesライブラリのインポート
プロジェクトが作成できたら、今度は、先ほどビルドしたライブラリをインポートしておきましょう。
プロジェクトのプロパティから、Androidを選び、ライブラリの追加ボタンをクリックして、google-play-services_libを指定します。
画面の「ライブラリー」の左横にあるチェックボックスは、そのままにしておきます。これは、インポートする先のプロジェクト自体がライブラリという場合にチェックします。