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Web APIで楽々Androidアプリ

Google Maps APIの基本

Web APIで楽々Androidアプリ(5)

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Google Play Servicesライブラリの作成

 Google Play Servicesライブラリとは、「Google Maps」や「Google+」といったGoogleが提供しているサービスを、アプリから利用するためのライブラリです。

 Google Mapsを利用するためには必須のライブラリですが、標準のAndroid SDKには含まれていないため、別途、自分で構築する必要があります。

 まず、Eclipseの[ウィンドウ]メニューからAndroid SDKマネージャーを起動し、Google Play servicesをダウンロードしてインストールします。

Android SDKマネージャー
Android SDKマネージャー

 そして、Google Play servicesのライブラリプロジェクトを作ります。Eclipseで新規プロジェクトを選び、[既存コードからのAndroidプロジェクト]を選択します。

 「プロジェクトのインポート」では、ルート・ディレクトリに、SDKフォルダのgoogle-play-services_libを指定します(例えば、D:\Android\sdk\extras\google\google_play_services\libproject\google-play-services_lib)。

プロジェクトのインポート
プロジェクトのインポート

 これで、プロジェクトが作成されて、ライブラリがビルドされます。

スケルトンアプリのプロジェクト作成

 次に、スケルトンアプリのプロジェクトを作成していきましょう。通常のアプリと変わりありませんが、ここでのポイントは、コンパイルするSDKです。必ず、「Google APIs(Google Inc.)」を選択します。

新規Androidアプリケーション
新規Androidアプリケーション

 アクティビティは「Blnak Activey」としておきます。

Google Play servicesライブラリのインポート

 プロジェクトが作成できたら、今度は、先ほどビルドしたライブラリをインポートしておきましょう。

 プロジェクトのプロパティから、Androidを選び、ライブラリの追加ボタンをクリックして、google-play-services_libを指定します。

ライブラリの設定
ライブラリの設定
※1

 画面の「ライブラリー」の左横にあるチェックボックスは、そのままにしておきます。これは、インポートする先のプロジェクト自体がライブラリという場合にチェックします。

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 高江 賢(タカエ ケン)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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