SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Scott Guthrie氏 Blog翻訳

Windows Azure:Backup Serviceのリリース、Hyper-V Recovery Manager、VMの拡張、エンタープライズ管理サポートの強化

連載:ScottGu's Blog翻訳

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

複数のディレクトリに渡ってサブスクリプションを管理

 Windows Azureアカウント内に、すでに複数のディレクトリや複数のサブスクリプションをお持ちの場合、今回の更新の一部として、サブスクリプション->ディレクトリの適切なデフォルトマッピングを最善を尽くして作成しました。もし、そのデフォルトのサブスクリプションからディレクトリへのマッピングが気に入らない場合は、Windows Azure管理ポータルの左側のナビゲーションでSettingsタブをクリックして、その中のSubscriptionsタブを参照してください。

 アカウント内の別のディレクトリ配下にあるサブスクリプションをマップしたい場合は、一覧からそのサブスクリプションを選択して、“Edit Directory”ボタンをクリックしマッピングするディレクトリを選択してください。

 別のディレクトリへのサブスクリプションをマッピングするのは数秒ででき、リサイクルまたは動作を停止するサブスクリプション内に何のリソースも発生しません。ディレクトリ->サブスクリプションのマッピングプロセスをセルフサービスにしたので、完全に制御ができ好きなものへのマッピングが可能です。

ディレクトリおよびサブスクリプションによるフィルタリング

 Windows Azure管理ポータルでは、サブスクリプションでポータル内のリソースをフィルタリングすることができます(別のサブスクリプションは表示/非表示できます)。複数のディレクトリテナントにマッピングされたサブスクリプションをお持ちの場合、ディレクトリテナントでサブスクリプション一覧をフィルタリングすることができるフィルタのドロップダウンも用意しました。このフィルタは、Windows Azureアカウントに複数のディレクトリにマッピングされた複数のサブスクリプションをお持ちの場合のみ利用可能です。

Windows Azure SDK 2.2

 今回、Windows Azure SDK 2.2の主要アップデートもリリースしました。

 Windows Azure SDK 2.2リリースには以下のようなすばらしい新機能が追加されています。

  • Visual Studio 2013サポート
  • Visual Studioで統合Windows Azureサインインサポート
  • Visual Studioでリモートデバッグクラウドサービス
  • Visual StudioでSQLデータベース用ファイアウォールの管理サポート
  • MSDNサブスクライバ用Visual Studio 2013 RTM VMイメージ
  • Windows Azure Management Libraries for .NET
  • 更新されたWindows Azure PowerShellコマンドレットとScriptCenter

 上記すべての詳細について、まもなくブログでフォローアップします。

追加のアップデート

 上記の機能強化に加え、今回のリリースには数多くの改善も行われています。

  • AutoScale:よりリッチな時間および日付ベースのスケジューリングサポート(別の日に別のルールを設定する)
  • AutoScale:仮想マシンをゼロにスケールする機能(開発/テストシナリオに非常に便利です)
  • AutoScale:Mobile Service AutoScaleルールの時間ベースのスケジューリングサポート
  • 操作ログ:Service Bus管理操作の監査サポート

 今回、Windows Azure SDKのメジャーアップデートであるWindows Azure SDK 2.2を出荷しました。この中には非常にすばらしいものがたくさんあるので、これについて第2弾のブログをすぐに投稿します!:-)

まとめ

 今回のWindows Azureリリースは、すばらしい数多くの新しいシナリオを可能にし、よりリッチな企業認証の提供を可能にします。

 もしまだWindows Azureアカウントをお持ちでなければ、無償トライアルにサインアップして、上記機能をすぐにお試しいただけます。アプリの構築方法などの詳細は、Windows Azure Developer Centerで確認してください。

 Hope this helps,

 Scott

 P.S.ブログに加え、現在Twitterを使って簡単な更新やリンク共有を行っています。twitter.com/scottguで、私をフォローしてください。

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Scott Guthrie氏 Blog翻訳連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

WINGSプロジェクト Chica(チカ)

WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

Scott Guthrie(Scott Guthrie)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7473 2013/11/01 14:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング