複数のディレクトリに渡ってサブスクリプションを管理
Windows Azureアカウント内に、すでに複数のディレクトリや複数のサブスクリプションをお持ちの場合、今回の更新の一部として、サブスクリプション->ディレクトリの適切なデフォルトマッピングを最善を尽くして作成しました。もし、そのデフォルトのサブスクリプションからディレクトリへのマッピングが気に入らない場合は、Windows Azure管理ポータルの左側のナビゲーションでSettingsタブをクリックして、その中のSubscriptionsタブを参照してください。
アカウント内の別のディレクトリ配下にあるサブスクリプションをマップしたい場合は、一覧からそのサブスクリプションを選択して、“Edit Directory”ボタンをクリックしマッピングするディレクトリを選択してください。
別のディレクトリへのサブスクリプションをマッピングするのは数秒ででき、リサイクルまたは動作を停止するサブスクリプション内に何のリソースも発生しません。ディレクトリ->サブスクリプションのマッピングプロセスをセルフサービスにしたので、完全に制御ができ好きなものへのマッピングが可能です。
ディレクトリおよびサブスクリプションによるフィルタリング
Windows Azure管理ポータルでは、サブスクリプションでポータル内のリソースをフィルタリングすることができます(別のサブスクリプションは表示/非表示できます)。複数のディレクトリテナントにマッピングされたサブスクリプションをお持ちの場合、ディレクトリテナントでサブスクリプション一覧をフィルタリングすることができるフィルタのドロップダウンも用意しました。このフィルタは、Windows Azureアカウントに複数のディレクトリにマッピングされた複数のサブスクリプションをお持ちの場合のみ利用可能です。
Windows Azure SDK 2.2
今回、Windows Azure SDK 2.2の主要アップデートもリリースしました。
Windows Azure SDK 2.2リリースには以下のようなすばらしい新機能が追加されています。
- Visual Studio 2013サポート
- Visual Studioで統合Windows Azureサインインサポート
- Visual Studioでリモートデバッグクラウドサービス
- Visual StudioでSQLデータベース用ファイアウォールの管理サポート
- MSDNサブスクライバ用Visual Studio 2013 RTM VMイメージ
- Windows Azure Management Libraries for .NET
- 更新されたWindows Azure PowerShellコマンドレットとScriptCenter
上記すべての詳細について、まもなくブログでフォローアップします。
追加のアップデート
上記の機能強化に加え、今回のリリースには数多くの改善も行われています。
- AutoScale:よりリッチな時間および日付ベースのスケジューリングサポート(別の日に別のルールを設定する)
- AutoScale:仮想マシンをゼロにスケールする機能(開発/テストシナリオに非常に便利です)
- AutoScale:Mobile Service AutoScaleルールの時間ベースのスケジューリングサポート
- 操作ログ:Service Bus管理操作の監査サポート
今回、Windows Azure SDKのメジャーアップデートであるWindows Azure SDK 2.2を出荷しました。この中には非常にすばらしいものがたくさんあるので、これについて第2弾のブログをすぐに投稿します!:-)
まとめ
今回のWindows Azureリリースは、すばらしい数多くの新しいシナリオを可能にし、よりリッチな企業認証の提供を可能にします。
もしまだWindows Azureアカウントをお持ちでなければ、無償トライアルにサインアップして、上記機能をすぐにお試しいただけます。アプリの構築方法などの詳細は、Windows Azure Developer Centerで確認してください。
Hope this helps,
Scott
P.S.ブログに加え、現在Twitterを使って簡単な更新やリンク共有を行っています。twitter.com/scottguで、私をフォローしてください。