2.4 仮想マシン(CCI)の追加と起動
さて、仮想マシンを起動してみましょう。……と思いましたが、先ほどアカウントを登録した時点で、自動的に仮想マシンが起動しています。もし、仮想マシンをさらに追加したい場合は、次の手順で進めてください。
作業はポータル上で仮想マシンを起動し、パスワード設定を行います。それから、対象マシンにログインし、Apacheウェブサーバーが表示できるまで試みた後、最後には、インスタンスを停止します。
また、SoftLayerのサービスでは、仮想マシンのことをCCIと呼びます。CCI = Cloudlayer Computing Instance(クラウドレイヤー・コンピューティング・インスタンス)は、いわゆる仮想マシン(Virtual Machine)・インスタンスのことです。
では、ポータルにログイン後、「Devices」をクリックし、画面右上「Order Devices」を押してください。
インスタンスを追加したいので、”Public Cloud Instances”(パブリック・クラウド・インスタンス)の”Order Hourly”(時間単位での利用申し込み)を選びます。今まで起動していた無償トライアル対象のインスタンスは月額プランのものでしたが、SoftLayer は時間単位のプランもあるので、短時間の起動の場合も便利です。
次に、申し込み用の画面が開きます。ここでは、最小スペックのマシン環境で、CentOS 6環境を選びます。設定を明示する項目は以下のとおりです。
- DATA CENTER(データセンター)……“Show Data Centers”をクリックし、“SJC01 - San Jose - West Coast United States”を選びます。
- Software -> OPERATING SYSTEM……“Show Operating System”をクリックし、“CentOS 6.0 - LAMP install (64 bit)”を選びます。
画面を下にスクロールし、「Continue Your Order」(申し込みを続ける)を押します。
確認が画面に表示されるので、「Add, go to Checkout」(追加手続きを進める)を押します。
「Order Summary and Billing」(申し込み概要と請求)画面では、「Host and Domain Names」の項目に、マシンが内部で使用するホスト名とドメイン名を記入してください。
最後に、"I have read and agree to the entire Master Service Agreement"(私はマスターサービス規約を読み、同意します。)にチェックを入れて"Finalize Your Order"(申し込みを最終決定する)を押します。
あとは、自動的にインスタンスの起動が開始します。