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IBMの新しい高性能クラウド「SoftLayer」を使ってみた
~アカウント開設からインスタンス立ち上げまで

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  次の画面では、登録内容の確認が表示されます。「I agree to the SoftLayer Master Service Agreement」(私はSoftLayerマスターサービス・アグリーメントに同意します)のチェックボックスをクリックし、「ORDER」(申し込む)を押します。

 画面が切り替わると登録完了です。登録したメールアドレスに、確認メールが届きます。

 あとは、SoftLayer社から確認の電話を待ちます。電話で申し込み意志の最終確認です。なお、サイトには2~4時間とありますが、筆者の場合は20分で電話がかかってきました。着信番号を観てみると、国番号はオランダ(+31)でした。

 なお、電話は英語でのやりとりになります。電話に出て「Hello」というと、先方は「ソフトレイヤー社の○○で、これは申し込みの確認です」(英語)と言ってきます。私の場合は、相手が早口で聞き取り辛かったので「Could you speak more slowly, please?」(もう少しゆっくり喋っていただけますか)とお願いをしたところ、かなりゆっくり、子どもを諭すような感じでやりとりが続きました。私自身、普段英語でのやりとりがないので、電話での認証というと、正直かなり緊張していました。ですが、電話を下さった方は、ゆっくり丁寧&フレンドリーな感じで、安心して手続きを進められました。

 そして、確認内容はまず、申し込み者の名前が合っているかどうか。それから、クレジットカードの情報について2つほど質問がありました。最後に申し込みの意志確認を行い、手続きが完了した旨を伝えてくれます。電話を切ると、1分もしないうちに「Welcome to Softlayer」というメールが届きました。このメールに、ポータルへのログインIDとパスワードが記載されています。

 では、ポータルへアクセスしましょう。https://manage.softlayer.com/を開き、認証情報に従ってログインします。初回はパスワード変更が必要です。ログイン後は「New Portal」をクリックするか、https://control.softlayer.com/にアクセスすると、分かりやすいポータル画面が表示されます。

  以降は、このポータル画面を通しての作業を行います。

2.3 ポータル画面にログイン!

 認証手続きが完了すると、ポータルへのログイン情報が記載されたメールが届きます。この時点で、すぐにポータルを利用できます。まずは、カスタマーポータルhttps://control.softlayer.com/にアクセスしてください。

 以下の図は、ログインしてメニューを展開したところです。

  他のサービスと違って面白いのは、クラウド環境・物理環境(ベアメタル)を問わず、すべてのサービスが一覧で表示される点です。サーバーやネットワークの構成管理のみならず、サーバー情報のモニタリング、サポート窓口や、チケット管理システム、さらに、請求書情報などもポータルを通して機能が提供されています。

 提供されている機能は、主に以下の4つがあげられます。

  • システム管理……ハードウェア管理、デバイス(インスタンスなど)管理や再起動、監視、FTP、IPMI、アンチウイルス、ストレージ、イメージ管理、CDN、DNS、ネットワーク帯域、SSL、VPNなどをGUIで一括管理できます。
  • アカウント管理……ポータルへのログインで複数アカウントを発行できます。アカウントごとに、利用可能な機能を制限することもできます。
  • 申し込みとデプロイ……利用可能なのは、パブリック・クラウド上のインスタンスに限りません。物理サーバーや、プライベートクラウド環境、その他にもファイアウォールなどの専用アプライアンスもオンラインから申し込みできます。
  • サポート窓口……サポートは、チケット単位で扱われます。オンラインのフォームからの入力ですが、指定したメールアドレスに内容を送ることもできます。また、オンラインでのチャット(英語)を通したサポートも標準提供されています。困った時も、すぐ問い合わせできるのは安心ですね。

 このように、高機能なSoftLayerのポータルも、特徴の一つといえるのではないでしょうか。

次のページ
2.4 仮想マシン(CCI)の追加と起動

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SoftLayerプロジェクトチーム(クリエーションライン株式会社)(ソフトレイヤープロジェクトチーム(クリエーションラインカブシキガイシャ))

数多くのIaaSの中から、企業がよりニーズにあったITインフラを選べるよう米国で人気の高いSoftLayerの特徴を調査するために結成されたチーム。クリエーションライン株式会社 さまざまなオープンソースのコミュニティを牽引する技術者集団。クラウド基盤の設計・構築に関して数多くの実績を有し、国内外の大手通信...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/7613 2014/02/28 14:00

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