プレリリース版が公開されていたオープンソース(MITライセンス)のUIフレームワーク「Semantic UI」の正式版となる、「Semantic UI 1.0」が11月24日(現地時間)にリリースされた。
「Semantic UI」は、50超のUIエレメント、3000超のCSS変数、「SublimeText」に似た3段階の可変継承を備えており、em単位で設定可能なレスポンシブデザインを採用する。
「Semantic UI 1.0」では、複数の変数を同時使用する場合の語順を厳密に定義し、複数の変数によるコンフリクトを防いでいる。また、Dateフィールドやコーナーラベルの廃止、ドロップダウン中のサブメニューに関する記述方法の変更、チェックボックスやModalの仕様変更、Accordionスタイルの変数への変更など、さまざまな変更が実施された。
このほか、CSSアニメーションではブラウザごとにパフォーマンスがより向上するプロパティを提案し、多くのモジュールでDOM Mutationやイベントデリゲートを使用可能にするといった広範囲にわたる拡張や、各種バグフィックスが行われている。
【関連リンク】
・Semantic UI(英語)
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